掃除機って、毎日使うものだからこそ「価格だけで選んで失敗したくない…」というのが本音ですよね。

今回は、人気のツインバード製スティッククリーナー「TC-E123」と「TC-E124」の2モデルを比較して、それぞれどんな人に合っているのかを丁寧に解説していきます。
どちらも軽くて扱いやすく、日常使いにちょうどいいサイズ感が魅力。でも、実は“ちょっとした違い”が掃除のしやすさに大きく関わってくるんです。
この記事では、吸引力や使い勝手、価格、デザインまで、気になるポイントを一つずつ整理しています。
「コスパ重視か、快適さ重視か?」迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
掃除機選びで重視したいポイントとは?
掃除機って、どれも似たように見えて、実は選ぶときの基準はけっこうたくさんあるんです。特に、家事や仕事、子育てと毎日が忙しい方にとっては「とにかく手間なく、サッと使えて、ちゃんとキレイになる」ことが何より重要。
ここでは、私たちのように“毎日の掃除をなるべくラクにしたい”と思っている人が、掃除機を選ぶときに注目しておきたいポイントを、もう少し掘り下げてご紹介します。
軽さはやっぱり大事
掃除をするとき、「今日は腰が重いな…」と思う日、ありませんか?そんな日でも、軽くて持ちやすい掃除機なら、パッと手に取って気軽に使えるんです。
例えば、スティッククリーナーの中には1kgちょっとの超軽量タイプもあります。これくらいの軽さだと、片手で持ち上げてカーテンレールの上をサッと掃除したり、階段の段差を行き来したりしても全然疲れません。

「軽い=吸引力が弱い」と思われがちですが、最近は軽さとパワーを両立させている機種も増えてきています。
体力的に無理なく使える軽さかどうか、毎日使うことを考えると結構大きなポイントなんですよね。
吸引力があるかどうか
どんなに軽くても、ゴミをしっかり吸い取ってくれないと、本末転倒です。
掃除機としての一番の役割は“しっかりキレイにする”こと。とくに床に落ちた髪の毛やホコリ、ペットの抜け毛なんかは目に見えづらいので、吸引力の差がはっきりと出やすい部分です。
吸引力が強いと、フローリングの隙間やラグの奥のゴミまでしっかり取れて、掃除のあとに床が「サラッ」とした感じになるのを実感できます。また、吸い込みが強ければ、何度も同じ場所を往復しなくても済むので、時短にもつながります。
操作のしやすさ
掃除機は“使ってみないとわからないこと”も多い家電のひとつ。持ち手の角度やグリップの太さ、ノズルの動きやすさなど、細かい部分が使いやすさに直結します。
たとえば、コード付きタイプでも本体が軽ければ取り回しやすいですし、スイッチの位置が親指で操作しやすい位置にあるだけで、かなり使い心地が変わってきます。
掃除しながら「うーん、ちょっとここが不便だな」と感じてしまうと、段々使うのが面倒になってきてしまうので、直感的に扱えるかどうかも大切です。
お手入れやゴミ捨ての簡単さ
最近主流になっている「サイクロン式」は、紙パックが不要でランニングコストを抑えられる反面、ゴミ捨てやフィルター掃除がこまめに必要です。
この部分、実は見落としがちなんですが、使っていくうちに「毎回のお手入れが地味に面倒…」と感じることも多いです。
だからこそ、ゴミ捨てがワンタッチでできる構造になっていたり、水洗いできるパーツが分解しやすく設計されていたりするかどうかも、選ぶときに見ておくといいと思います。

日々の使いやすさって、意外とこういう「掃除の後の掃除」に左右されることも多いんですよね。
価格とコスパのバランス
掃除機の価格帯はピンキリで、1万円以下のものから5万円以上する高機能モデルまで幅広いです。
もちろん、高価格帯のモデルにはそれなりの高機能が搭載されていますが、「うちにはそこまでの性能はいらないかな…」と思う方も多いはず。
逆に、シンプルな機能で価格が抑えられていて、必要なところはちゃんと押さえている…というモデルに出会えると、それこそ“掘り出し物”になります。
特にスティッククリーナーは「2台目」として使うケースもあるので、価格と機能のバランスはしっかりチェックしておきたいですね。
TC-E123の魅力とは?
ツインバードの「TC-E123」は、“なるべくシンプルに、手軽に掃除したい”という方にとって、ちょうどいいバランスの取れた一台です。
初めてスティッククリーナーを使う方にも使いやすく、価格もかなり抑えられているので、「コスパ重視で選びたい」という方にも注目されています。
では、このTC-E123が具体的にどんなところで支持されているのか、その魅力を詳しく見ていきましょう。
驚くほどの軽さで、取り回しがとても楽
まず最初に挙げたいのが、その「軽さ」。
本体の重さは約1.7kgと、片手でスイスイ動かせる軽さです。スティック型の掃除機に慣れていない方でも、「ちょっと掃除しようかな」と思ったときにサッと手に取れるのは、この軽さがあるからこそ。
特に、床掃除をしながら片手で家具を動かしたり、物をどかしたりする場面では、本体が軽いと動きがラクでストレスがありません。
掃除機が重いと、どうしても体の負担が気になりますが、TC-E123は体力に自信がない方でも無理なく使える軽さです。
コード付きだからパワーが安定している
最近はコードレス掃除機が人気ですが、充電を気にしながら使わないといけないのがちょっと面倒…という声もあります。
そんな中、TC-E123はコード付きタイプなので、使っている最中にパワーが落ちることがありません。
コンセントにつないでおけば、常に安定した吸引力が保たれるのは安心感がありますよね。バッテリー切れを気にせず、思い立った時にすぐにフルパワーで掃除できるのは、コード付きならではのメリットです。
サイクロン式で紙パックいらず
TC-E123はサイクロン式の掃除機なので、紙パックの購入が不要です。紙パックって意外とストックを切らしがちで、必要なときに「うっかり買い忘れてた…」ということ、ありますよね。
サイクロン式ならダストカップにゴミが溜まる仕組みなので、ゴミがたまったらポイッと捨てるだけ。
ダストカップとフィルターは水洗いできるので、定期的に洗って清潔に保てるのも嬉しいポイントです。お手入れもそれほど手間ではなく、慣れれば2~3分で済むくらいの手軽さです。
ハンディとしても使える2WAY仕様
もうひとつ便利なのが、この掃除機がスティック型とハンディ型の2WAYで使えること。ハンドル部分を外せば、ソファや棚の上、車の中など細かい場所を掃除するときにちょうどいいハンディサイズになります。

例えば、食卓の下や窓のサッシ、ちょっとした隙間の掃除など、「ここだけちょっと掃除したい」というときにわざわざ大きな掃除機を出さなくて済むのが助かります。
付属のすき間ノズルを使えば、家具の隙間やキーボードまわりのホコリ取りにも活躍します。
コスパの良さが魅力的
何といっても、TC-E123の魅力のひとつは手に取りやすい価格帯。
実売価格で見ると、4,000円前後(※販売時期により変動あり)というリーズナブルな設定になっていて、「とりあえず1台、安くてちゃんと吸う掃除機が欲しい」というニーズにぴったりなんです。
もちろん、高価なハイエンドモデルのような細かな機能はありませんが、基本的な掃除に必要な力や使いやすさはしっかり備わっているので、価格以上の満足感があるという声も多く見られます。
TC-E123は「シンプルで無駄がない掃除機」
余計な機能を省いて、掃除に必要なところをきちんと押さえたTC-E123は、“掃除機は道具としてしっかり働いてくれればいい”と考える方に向いています。
軽さ、安定した吸引力、手頃な価格と、バランスの取れた一台です。
TC-E124の進化ポイント
TC-E124は、TC-E123の後継機として登場したモデルです。基本的な使いやすさや軽さなどはそのままに、「もっと使いやすく」「もっと快適に」といった声に応えるような細かな改良が加えられています。
では、TC-E123と比べて、具体的にどのような点が進化しているのか。実際に使う人にとって便利だと感じられるポイントを中心にご紹介していきます。
自立するから、ちょっとした“置きたい”が叶う
TC-E124で特に注目したいのが、「自立式」になったことです。
掃除機って、使っている途中にちょっと立てかけたい時ってありませんか?TC-E123は壁などに立てかけないと倒れてしまいましたが、TC-E124は本体が自立してくれるんです。
たとえば、掃除の途中でインターホンが鳴ったり、子どもに呼ばれたりしたときにも、掃除機をどこかに寄りかける必要がありません。
こういう“ちょっとした気遣い”が、実は使い勝手を大きく左右するんですよね。
ノズルがワイドに進化して、掃除の時短に
TC-E124では、床用ノズルが「ワイドノズル」に改良されています。幅が広がったことで、一度にカバーできる範囲が広くなり、掃除の時間を短縮できるのがポイントです。
特にリビングや廊下などの広いフローリングでは、「何度も往復しなくて済む」ことが実感できます。ス

ティック型の掃除機は機動力が魅力ですが、ワイドノズルになったことで効率までアップしているのは嬉しいですね。
持ち手の角度が改善されて、さらに握りやすく
TC-E123も軽量で扱いやすいモデルでしたが、TC-E124ではグリップの形状と角度が見直されています。この微調整が意外と大きくて、腕や手首にかかる負担が軽減され、長時間使っても疲れにくい設計になっています。
毎日のように使う家電だからこそ、「手にフィットする感覚」って地味に重要です。
操作しながらストレスを感じないのは、こうした使い手目線の細かい改良のおかげです。
収納フック付きで、保管もしやすく
TC-E124には、収納時に便利なフック付きの仕様があります。これによって、クローゼットや玄関横の壁などに引っかけて収納することができるので、省スペースでスッキリ片づけられます。
スティッククリーナーって、立てかけ収納にするとちょっとした振動で倒れたり、見た目がごちゃごちゃしてしまうこともありますが、フック収納があるだけで使わないときの印象も変わります。
見た目が整うと、掃除のモチベーションも上がるんですよね。
静音性にも配慮されている
掃除機の音って、思った以上に生活のストレスになることもありますよね。TC-E124では、モーター音が少しマイルドになっていて、作動中の「うるささ」が気になりにくくなっています。

「子どもが寝ている間に掃除したい」「マンションで下の階が気になる」といった場面でも使いやすくなった印象です。
もちろん完全な静音とはいきませんが、「ちょっと控えめ」なだけでも、心理的なハードルはかなり下がるものです。
全体的なつくりが、やや高級感ある仕上がりに
デザイン面では、カラーや質感に少し上品さが加わっています。TC-E123が“実用重視”だったのに対し、TC-E124は“使い勝手+見た目”も少し意識された印象です。
たとえば、置いておいても生活感が出すぎず、部屋の雰囲気を邪魔しない落ち着いたデザインになっています。
日常使いの中でも、「ちょっといいものを選んだ感」があるのは、毎日目にする家電としてはうれしいポイントです。
TC-E124は“プチストレス”に寄り添う改良型
TC-E123の良さをしっかり受け継ぎながらも、TC-E124は「もう少しこうだったら…」というちょっとした不満や使いづらさを解消してくれるような改良が盛り込まれています。

特に、自立する点やノズルの広さ、収納性など、“毎日の掃除が少しラクになる”方向に進化しているのが魅力的。
家事の中にある小さなストレスに気づいて、寄り添ってくれるようなモデルだと言えると思います。
TC-E123とTC-E124を徹底比較
ここまでそれぞれのモデルの特徴を見てきましたが、実際にどちらを選ぶべきか迷っている方にとって気になるのは、具体的にどこが違って、どこが同じなのかという点ですよね。
TC-E123もTC-E124も、基本的なスペックやコンセプトは近いモデルですが、「毎日使う中でちょっと気になる」ような細かな違いがいくつかあります。
このパートでは、それらの違いを整理しながら、両者を比較していきます。
吸引力や基本性能に大きな差はない
まず前提として、TC-E123とTC-E124はどちらも同じく「吸引仕事率70W(参考値)」とされています。つまり、吸引力そのものはほぼ同等です。
「性能的には大きな違いがない」と思っていただいて大丈夫ですが、それでも実際に使ってみると、床用ノズルの幅や可動性、モーター音の印象など、微妙な違いが掃除のしやすさにつながってきます。
特に、TC-E124はノズルのワイド化によって一度に掃除できる範囲が広くなっているので、掃除にかかる時間を減らしたい人にはプラスに感じられるはずです。
本体の軽さはほぼ同じ、でも操作感はやや違う
どちらも約1.7kgと非常に軽量で、女性の力でも片手でラクに扱える重さです。掃除機を持って階段を上り下りしたり、天井付近の掃除をしたりするときにも大きな負担は感じません。
ただし、グリップ形状や本体の重心バランスが調整されたTC-E124の方が、「なんとなく持ちやすい」「操作中に手首が疲れにくい」といった使い心地の良さがあります。
このあたりはスペック表には表れない“使った人にしかわからない差”かもしれません。
自立するかしないかの違いは大きい
ここははっきりとした違いです。

TC-E123は自立不可、TC-E124は自立可能。この差は意外と大きくて、掃除の途中に少し手を止めたいときや、収納時の利便性に影響します。
自立できない場合、立てかける場所を探さないといけなかったり、倒れてしまうことを気にしたりと、小さなストレスにつながりやすいです。
TC-E124のように自立してくれるタイプは、そうした“ちょっと面倒”を感じずに使えるのが魅力です。
デザインや質感の違いもチェック
TC-E123は「実用品らしい」シンプルな見た目。
一方、TC-E124は少し質感にこだわっていて、落ち着いたカラーや曲線を取り入れたデザインで、インテリアに溶け込みやすい印象になっています。
もちろん見た目の好みは人それぞれですが、生活感を抑えたい、出しっぱなしでも違和感がないデザインがいい、という方にはTC-E124のほうが選びやすいかもしれません。
ゴミ捨てやお手入れの方法は共通
どちらのモデルもサイクロン式で、紙パックは不要。
ダストカップとフィルターは取り外して水洗いが可能です。ゴミ捨ての方法やお手入れのしやすさは大きく変わらないので、この点については選ぶ際の大きな決め手にはならないかもしれません。
ただし、フィルターやカップの形状に微妙な違いがあるため、「分解しやすさ」や「戻すときのスムーズさ」は、実際に触ってみると若干TC-E124のほうが改善されている印象です。
価格差はあるが、それぞれに納得できる理由あり
価格帯としては、TC-E123のほうがやや安価です。実売で3,000~4,000円台が多く、TC-E124はそれに比べて1,000~2,000円ほど高めの価格帯で見かけることが多いです。
その分、TC-E124には自立式やワイドノズル、持ちやすさの向上といった細かな改良が加わっていて、「この価格差なら納得できる」という声も少なくありません。
逆に、最低限の掃除ができれば十分という方には、TC-E123でも十分な満足感が得られると思います。
使う人のスタイルで選び分けを
どちらも「軽くて扱いやすく、コスパも良い」という共通点がありますが、TC-E123は“必要最低限でOK”な実用派、TC-E124は“ちょっと使いやすさにこだわりたい”人向けといった印象です。
生活スタイルや掃除の頻度、収納場所などを考えながら、自分に合った一台を選んでみてくださいね。
デザインやカラーの違い
掃除機を選ぶとき、まずは性能や価格をチェックする方が多いと思いますが、実は「見た目」や「カラーの印象」も毎日使う家電として意外と大事なポイントだったりします。
特にスティッククリーナーは、クローゼットにしまわずリビングやキッチンの片隅に“出しっぱなし”になることも多いため、見た目が空間に合っているかどうかは軽視できません。
では、TC-E123とTC-E124、それぞれどんなデザインになっているのか見ていきましょう。
TC-E123は“ザ・実用品”なシンプルデザイン
TC-E123は、見た目の主張を抑えたごくベーシックなデザインです。
細身で余計な装飾のないスリムなフォルムになっていて、「とにかく使いやすさ重視」といった印象。色は落ち着いたホワイト系で、どんな空間にも馴染みやすく、万人受けするデザインになっています。
一方で、「もう少しスタイリッシュでもいいかな」と感じる方もいるかもしれません。特に、インテリアや生活感にこだわっている方にとっては、見た目がちょっと“昔ながらの掃除機っぽい”と映ることも。
ただ、道具としての実用性を優先したい方にとっては、無駄のない外観はむしろ好印象のようです。
TC-E124は少し洗練された仕上がりに
対してTC-E124は、外観に少しだけ高級感というか、“今っぽさ”が加わっています。曲線を取り入れたやわらかいシルエットになっていて、パッと見たときの印象がTC-E123よりもややスタイリッシュです。
ボディのカラーも、ややトーンを抑えたマットな仕上げになっていることが多く、いかにも「家電です」という感じが少し和らいでいます。このあたりは、出しっぱなしでも空間に馴染ませたい方にとって、好まれるポイントかもしれません。
また、パーツのつなぎ目やハンドル部分の形状も、TC-E123より滑らかに仕上げられているので、見た目の統一感があり、細部の作りに気を配っていることが感じられます。
インテリアとの相性をどう考えるか?
掃除機は機能性重視のアイテムとはいえ、やっぱり毎日目に入るものですし、部屋の印象にも影響します。特にスティック型は玄関、リビング、洗面所など、わりと“人目に触れる場所”に置かれることが多いので、インテリアとの調和は無視できません。
たとえば、「ナチュラルインテリア」「北欧系」など、明るく柔らかなテイストのお部屋なら、ホワイト基調のTC-E123はよく合いますし、シンプルモダンやスタイリッシュな空間には、質感に工夫されたTC-E124の方が映える可能性があります。
「機能が同じなら見た目はそこまで気にしない」という方もいれば、「どうせなら置いてあるだけでちょっと気分が上がるものがいい」という方もいます。このあたりは、ライフスタイルや価値観によって選び方が分かれるポイントですね。
日常の中で“見える家電”としてどう感じるか
TC-E123は“飾らない実用派”、TC-E124は“少し雰囲気にこだわった現代風”というイメージです。

どちらも無難な見た目ではありますが、「インテリアの一部として置いておけるかどうか」に着目すると、TC-E124の方が一歩リードしている印象を受けます。
とはいえ、見た目で選ぶことに抵抗がある必要はありません。
使いやすくて、自分の部屋になじむことが、長く愛用できるかどうかにもつながってくるので、ぜひ「使う自分の暮らし」に置き換えて考えてみると選びやすくなると思います。
それぞれの商品の使いやすさ
掃除機って、スペックや価格だけで選ぶと「実際に使ったら思ってたのと違った…」なんてこともありますよね。だからこそ“使いやすさ”という視点は、掃除機選びにおいてとても大切なポイントです。
ここでは、TC-E123とTC-E124それぞれの使い勝手を、日常のさまざまな場面を想像しながら比較していきます。
TC-E123の使いやすさ!シンプルで迷いがない操作感
TC-E123は、いわば“余計なものがない分、誰でもすぐに使える”タイプ。

スイッチを入れたらすぐ掃除が始められるので、操作に迷うことがまずありません。取扱説明書を読まなくても、直感で使えるのは日々の時短につながります。
ノズルの可動域はそれなりに広く、ヘッドの角度も多少変えられるので、ソファ下や家具の脚まわりもスムーズに掃除できます。ただし、ヘッドの横幅がややコンパクトなので、広いリビングなどでは少し時間がかかるかもしれません。
軽量ボディなので、取り回しはとてもラク。コード付きではあるものの、本体の重さがない分、移動や方向転換もスムーズです。
TC-E124の使いやすさ!日常の“ちょっとした気遣い”が光る
一方のTC-E124は、TC-E123の使いやすさをベースに、さらに“細かな快適さ”が足されています。
特に便利なのが、やはり自立式であること。掃除中にちょっと手を止めたいときに、そのまま立たせておけるのは本当に助かります。
また、ノズルがワイドになっていることで、少ない往復でより広い範囲を掃除できるのも魅力。部屋全体をサッと済ませたい日などは、TC-E124の方が短時間で終わらせやすい印象です。

さらに、グリップの角度や握りやすさが調整されていて、長時間使っても手や腕が疲れにくいのもポイント。
こうした“操作していてラク”という感覚は、毎日の積み重ねで大きな差になってきます。
ハンディクリーナーとしての使いやすさは共通
両モデルとも、スティック型としてだけでなくハンディクリーナーとしても使える2WAY仕様になっています。
付属のすき間ノズルを装着すれば、キーボードのすき間や棚の上、窓のサッシなど、細かい場所も対応できます。
この2WAY構造は、車内の掃除にも便利で、コンセントが近くにある場所ならカークリーナーとしても十分活躍してくれます。
ダストカップの着脱も慣れれば簡単なので、「面倒だからやらない」が減るのも使いやすさの一部ですね。
コード式ならではの注意点もある
どちらもコード付きタイプなので、「掃除のたびにコンセントを差し替えるのが面倒」という声が出ることもあります。

ただ、コードレスに比べて吸引力が安定している、バッテリー切れの心配がない、という安心感もあるので、一長一短といえます。
コードの長さはおおよそ4~5メートル。ワンルームや2Kの間取りなら、差し替えなしで使えることが多いですが、広めのリビングなどでは延長コードがあると便利かもしれません。
お手入れのしやすさも快適さのひとつ
使いやすさには、掃除後のお手入れも含まれます。
どちらもダストカップとフィルターが水洗い可能なので、定期的に洗えば清潔に使えます。カップの着脱もかんたんで、ワンタッチでゴミ捨てができる構造なので、ゴミに触れることなく処理できるのは安心です。
ただし、フィルター部分にはホコリが付きやすいため、1~2週間に一度くらいは水洗いかブラシでの掃除がおすすめです。フィルターの洗浄も無理のない範囲なので、負担に感じることは少ない印象です。
TC-E123はシンプル重視、TC-E124は“さらに快適”を求める人に
両モデルとも使いやすさに定評がありますが、「使いやすい+ちょっとラク」が欲しいならTC-E124が優位です。逆に「とにかく軽くてシンプル、最低限でいい」という方にはTC-E123がピッタリ。

毎日5分でも使うものだからこそ、自分にとってどこが“ラク”と感じるのかを意識して選ぶと、あとあと後悔しにくいと思います。
費用やコスパなど
掃除機は毎日使うものだからこそ、機能と同じくらい「価格とのバランス」も気になりますよね。
高価なモデルならそれなりの機能があって当然ですが、実際には「そこまで多機能じゃなくてもいいから、手頃でちゃんと使えるものが欲しい」という方も多いはずです。
ここでは、TC-E123とTC-E124それぞれの価格感やコストパフォーマンス、維持費について整理していきます。
実売価格の目安は?
まず、購入時の価格帯ですが、いずれもツインバード製ということもあって、非常に手頃な設定になっています。
* TC-E123:おおよそ3,500円~4,500円前後
* TC-E124:おおよそ4,500円~6,000円前後
価格は販売店やタイミングによって多少前後しますが、TC-E124の方が約1,000円~1,500円ほど高めに設定されているケースが多いです。
この差額をどう捉えるかは、前述した「自立する」「ノズルが広い」「持ちやすさが向上している」といった改善点をどう評価するか次第になります。
性能と価格のバランスを考えると?
TC-E123は「価格重視でとにかくシンプルに掃除したい」という方向け。
正直、これだけの性能があってこの価格というのは、他メーカーと比べてもかなりコストパフォーマンスが高いです。サブ機としても導入しやすく、一人暮らしの方や学生さんにも人気があります。
一方のTC-E124は、「価格が少し上がっても使いやすさにはこだわりたい」という方に向いています。
特に、自立式の利便性や広めのノズルによる時短効果を評価する声が多く、「この違いで+1,000円ならむしろ安い」と感じる方もいるようです。
どちらも“値段以上の働き”をしてくれる点では共通していて、いわゆる「安かろう悪かろう」ではなく、「必要な機能に絞って価格を抑えている」印象があります。
ランニングコストはほぼゼロ
どちらのモデルも紙パック不要のサイクロン式なので、ランニングコストはほぼかかりません。

紙パック式のように消耗品を定期的に買い足す必要がないので、年間の維持費を気にせずに使えるのは大きなメリットです。
消耗する部品としてはフィルター類がありますが、定期的に洗って乾かせばかなり長持ちします。目立った破損がない限り、数年は買い替えの必要もなく、コスト面ではとても経済的です。
故障リスクとサポート面は?
価格が手頃な分、「耐久性は大丈夫かな?」と心配になる方もいるかもしれません。
もちろん精密機械なので使い方によっては消耗もありますが、口コミを見ても「1~2年で故障した」という報告は少なく、想定以上に長く使えている方が多い印象です。
また、ツインバードは国内メーカーなので、部品の取り寄せやアフターサポートも比較的しっかりしています。
たとえばダストカップやフィルターは公式サイトからも購入できるため、「使っていて困ったときにどうにもならない」という事態になりにくいのも安心材料ですね。
価格差に対する価値をどう考えるか
最後にもう一度整理すると、TC-E123は“必要十分”、TC-E124は“ちょっと快適”な位置づけ。
それぞれの価格差はそこまで大きくないため、自分にとって「どこまでを必要とするか」が選ぶ基準になります。
もし少しでも自立式やノズル幅に魅力を感じるなら、TC-E124の価格差は十分に元が取れるでしょうし、「最低限の掃除ができればそれでOK」という方なら、TC-E123の圧倒的コスパが光ります。
それぞれの商品がおすすめの人
TC-E123とTC-E124、どちらも軽量で扱いやすく、コスパの良いスティッククリーナーですが、「結局どっちを選べばいいの?」という悩みは、最終的に“どんな人が使うか”によって変わってきます。
ここでは、生活スタイルや使い方に合わせて、それぞれのモデルが向いているケースを具体的にご紹介します。
TC-E123がおすすめの人
まずは、TC-E123がぴったり合うのはこんな方です。
● とにかくコスパ重視で、シンプルな掃除機が欲しい方
「掃除機に多機能は求めないけど、軽くて吸引力がそこそこあって、サッと使えるならそれで十分」と考えている方にはTC-E123が最適です。必要最小限の性能に絞ることで、価格を抑えながら実用性もキープしています。
● 一人暮らしやワンルームで使いたい方
部屋の広さが限られている場合、大きな掃除機は必要ありません。むしろ軽くてコンパクトなTC-E123は、ワンルームや1Kなどの狭めの間取りでこそ本領を発揮します。出し入れもしやすく、収納場所も取りません。
● 2台目の掃除機として導入したい方
「メインはロボット掃除機だけど、細かいところだけ手動でやりたい」「階段用にもう1台あれば便利」という方にとっても、TC-E123は手軽な価格で追加しやすいモデルです。サブとして持っておくことで、掃除の自由度が高まります。
TC-E124がおすすめの人
一方、TC-E124はこういったニーズを持っている方におすすめです。
● 使いやすさにもう一歩こだわりたい方
「自立してくれる」「ノズルが広い」「グリップが持ちやすい」といった使い勝手の改良点は、毎日の掃除でその良さをじわじわ実感するものです。ほんの少しの違いでも、日々の繰り返しでストレスの有無は大きく変わってきます。
「価格が少し上がっても、使いやすい方がいい」という方には、TC-E124の方が合っています。
● 家族と共有して使う予定の方
家族で使い回すとなると、誰が使っても扱いやすいことが求められます。自立することで倒れにくくなったり、持ちやすい形状であることは、複数人が使ううえでの安心感にもつながります。
お子さんや高齢の方と共用する場合でも、TC-E124の安定性や操作性の良さが活きてくるはずです。
● 広めのリビングや複数の部屋を掃除する人
ノズルがワイドになったことで、掃除にかかる時間が短縮できるのはTC-E124の大きなメリット。リビング・寝室・廊下といくつも部屋があるご家庭では、掃除機をかける頻度も面積も増えるので、時短につながる道具は重宝されます。
「ちょっとの差」が大きな違いになることも
どちらも軽量で扱いやすい点は共通していて、どちらを選んでも“買って失敗”ということはあまりないモデルですが、「あともう少し快適だったら…」と思う場面は、日常の中で意外と出てきます。

TC-E124はそんな「プチストレス」に寄り添って作られている印象が強いので、“後悔したくない人”にはTC-E124が向いているとも言えます。
逆に、「掃除の時間が少ない」「そもそもそこまで求めていない」という場合は、TC-E123の潔いシンプルさが心地よく感じられるはずです。
まとめ
* TC-E123はコスパ重視の実用派:軽くてシンプル、価格も手頃で一人暮らしや2台目にもオススメ
* TC-E124は“あと一歩の快適さ”を求める人向け:自立式・ワイドノズルなど使いやすさが進化
* 吸引力はほぼ同等。違いは「使い勝手」や「収納性」など日常のストレスに出やすい部分
* ランニングコストはどちらもほぼゼロ。サイクロン式でお手入れも簡単
* 予算と使用シーンに合わせて、自分に合う1台を見つけやすいラインナップ

掃除のしやすさって、ちょっとした気遣いの差で大きく変わるんですね。自分の暮らしに合った一台、ぜひ見つけてください。