暑さ対策はしたいけれど、
「エアコンの工事は面倒…」
「賃貸だから取り付けられない…」
という方に注目されているのが“工事不要のスポットクーラー”。
今回は、その中でも人気の2機種「アイリスオーヤマ IPP-2225U」と「ハイセンス HPAC-22G」を実際の使い勝手や特徴をもとに比較しました。

どちらも届いたその日から使える手軽さが魅力ですが、冷房能力や排水のしやすさ、デザイン性、音の静かさなど、チェックしておきたいポイントは意外とたくさんあります。
この記事では、それぞれの特徴やリアルな口コミ、選び方のヒントまでしっかりまとめていますので、「自分に合った1台が知りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
スポットクーラーを選ぶときに気をつけたいポイントとは?
「工事不要=すぐ使える」は本当?
暑くなる時期になると
「エアコンの工事予約が取れない…」
「そもそも賃貸で取り付けできない…」
なんて声をよく聞きます。
そんなときに注目されるのが、設置工事がいらない「スポットクーラー」や「ポータブルクーラー」。
ただ、いざ購入しようと思うと、「本当に冷えるの?」「音はうるさくない?」といった不安も出てきますよね。

スポットクーラーはエアコンのように天井や壁に取り付ける必要がなく、届いたその日から使えるのが魅力。
でも、排気ダクトの設置や排水の処理など、ちょっとした準備が必要なタイプもあるので、事前に確認しておくと安心です。
部屋の広さに合っていないと「冷えない」ことも
スポットクーラーはコンパクトな分、冷房のパワーも限られています。
商品によって対応している広さが違うので、購入前に「何畳まで対応しているか」は必ずチェックしておきたいところです。
例えば、6畳の寝室に対して4畳向けのモデルを選んでしまうと、思ったよりも涼しくならなかったり、冷えるまでに時間がかかってしまったり…。
涼しさを求めるなら、余裕をもったスペックのものを選んでおくと失敗しにくくなります。
除湿力や送風モードがあると夏の不快感を軽減
エアコンと違って、スポットクーラーには冷房だけでなく「除湿」や「送風」機能がついているモデルも増えてきています。
特に梅雨時期や蒸し暑くて寝苦しい夜には、除湿モードがあると快適さが全然違ってきます。
エアコンよりも風がダイレクトに当たる分、寝室や作業スペースなどで「ピンポイントで涼しくしたい」ときにも便利です。
扇風機よりも涼しく、エアコンほど重装備じゃない。この中間的な使い方ができるのも、スポットクーラーの魅力のひとつです。
意外と見落としがちなのが「音の大きさ」
そしてもう一つ、使い始めてから気づくポイントが「運転音の大きさ」です。
スポットクーラーは構造的に、エアコンと比べるとどうしてもコンプレッサー音が室内に響きやすくなっています。

日中の使用であればそれほど気にならなくても、寝室で使いたい方や在宅ワークで静かな環境が必要な方にとっては、レビューなどで「静音性」についてもチェックしておくのがおすすめです。
Amazonや楽天に報告されている口コミやレビューは、こちらから移動できるそれぞれの紹介ページでもご確認出来ます。
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
アイリスオーヤマ IPP-2225Uの魅力はどこにある?
届いたその日から使える手軽さがうれしい
「設置工事なし」と聞いても、実際にどうなのか不安に思う方もいるかもしれませんが、このモデルはどちらも本当にシンプル。
箱から出して、排気ダクトを取り付けて、コンセントに挿すだけ。難しい手順はなく、女性一人でもサッと使い始められるのが安心ポイントです。
さらに、排熱用の窓パネルもセットになっているので、別途買い足す必要がないのも助かります。
窓にしっかりセットすることで、室内の空気が外に逃げにくくなり、効率的に冷やしてくれます。
除湿・送風モードもあり、夏のじめじめ対策にもぴったり
アイリスオーヤマ IPP-2225Uは、冷風だけでなく「除湿」「送風」のモードも搭載されています。
特にジメジメしやすい梅雨時期には、除湿モードが大活躍。部屋の空気がカラッとするだけで、体感温度もずいぶん違って感じられます。

また、冷房までは必要ない日でも「送風モード」を使えば、扇風機よりも力強い風で、部屋全体をスッキリとした空気にしてくれます。
コンパクト設計で、場所をとらないのが魅力
IPP-2225Uは約幅28.6cm×奥行32cm×高さ70cmというスリムなボディ。
見た目もすっきりしていて、部屋の隅に置いても圧迫感が少ないです。ワンルームや6畳以下の寝室、キッチン横など、限られたスペースにも対応しやすい設計になっています。
キャスター付きで移動もラクなので、「日中はリビング」「夜は寝室」といった使い方もスムーズです。
運転モードも豊富で、シーンに合わせやすい
冷風・送風・除湿に加え、風量調整も3段階で切り替え可能。シンプルなボタン配置の操作パネルに加えて、付属のリモコンでも操作できるため、離れた場所からでも風量やモードを変えられます。
また、タイマー機能もついているので、「寝る前だけつけておきたい」「帰宅前に部屋を冷やしておきたい」といった使い方にも対応できます。
毎日の生活スタイルに合わせて、細かく調整できるのは便利です。
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
ハイセンス HPAC-22Gはどんな人に合ってる?
ノンドレン式だから「排水処理の手間」がほとんどなし
スポットクーラーでよくある悩みのひとつが、「除湿した水の排水処理が面倒」という点。
ハイセンス HPAC-22Gは、ノンドレン構造を採用していて、通常の使用環境であれば排水タンクの水を捨てる必要がほとんどありません。
これは、内部で発生した水分を熱とともに排気として屋外に逃す設計になっているから。

こまめな手入れが苦手な方や、仕事や家事で忙しくて頻繁に排水チェックできないという方にもぴったりです。
3モード搭載で1台3役のマルチユース
このモデルも、冷風・送風・除湿の3つの運転モードを搭載。
暑い日はしっかり冷風、湿気の多い日は除湿、風だけで心地よさを感じたいときは送風モード…というように、季節や気温に合わせて柔軟に使えます。
「冷房オンリーだと電気代が心配…」という声も多い中で、シーンに応じて風量やモードを選べるのは、節電の面でも安心です。
パワー強めで冷えるスピードも早い印象
実際に使ってみた方の声を見てみると、「風量がしっかりしていて、冷えるのが早い」といった感想が目立ちます。
HPAC-22Gは2.0kWクラスの冷房能力があり、一般的な6畳~8畳程度の部屋であれば短時間でしっかり涼しくしてくれるパワーがあります。

「なるべく早く部屋を冷やしたい」「外から帰ってきたあとにすぐ涼しくなってほしい」という方には、特に向いているモデルだといえそうです。
見た目も操作もシンプルで使いやすい
デザインは直線的で、どちらかといえば機能性重視。でもその分、表示パネルやリモコン操作が直感的で、迷うことが少ないというメリットがあります。
風量も3段階で切り替え可能で、風向きも手動で調整できます。
さらに、タイマー設定やチャイルドロック機能もついているので、小さなお子さんがいる家庭にも安心して使えます。
2つの商品を比較してみてわかったこと
比較項目 | アイリスオーヤマ IPP-2225U | ハイセンス HPAC-22G |
---|---|---|
冷房能力 | 約2.0kW相当(~7畳) | 約2.0kW相当(~8畳) |
サイズ感 | コンパクトで軽量 | やや大きめ・重量あり |
操作性 | やさしい印象の操作パネル | シンプルで実用的 |
設置のしやすさ | 女性でも扱いやすい | ある程度の設置スペースが必要 |
排水処理 | タンク式(定期的に排水) | ノンドレン式(基本的に排水不要) |
移動のしやすさ | 軽くてキャスター付き | キャスター付きだが重さあり |
運転音 | やや気になる場合あり | 同程度、静音性は標準レベル |
使い勝手 | コンパクトで扱いやすい | 冷却力が高くメンテナンスが少ない |
デザイン性 | やわらかい・インテリアになじむ | 機能的で無骨な印象 |
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
どちらも「工事不要」だけど、準備のしやすさに差がある
アイリスオーヤマのIPP-2225Uも、ハイセンスのHPAC-22Gも、どちらも工事不要で届いたその日から使えるタイプですが、実際に比較してみると、設置の手軽さに少し違いがあります。
IPP-2225Uは「コンパクト設計」かつ「軽量」で、付属の窓パネルも扱いやすいと評判。
女性一人でも扱いやすい印象があります。
それに対してHPAC-22Gは少しサイズが大きめで重量もありますが、そのぶん排熱効率や冷房能力は高め。
多少の設置スペースが確保できるかどうかが、選ぶ際のポイントになりそうです。
冷房の効きやすさはHPAC-22Gがやや有利
冷房能力という点では、HPAC-22Gのほうがややパワーがあります。
広めの部屋や日当たりの強い場所で使う場合には、ハイセンスの方が快適さを感じやすいかもしれません。
一方、IPP-2225Uも決して冷えにくいというわけではなく、適正な部屋の広さ(~7畳)であれば十分に涼しさを感じられる作り。
冷えるまでに少し時間がかかる傾向はあるものの、スポット的に風を当てる使い方なら問題なく活躍してくれます。
運転音に関しては、どちらも「静か」とは言いにくい
これはどちらのモデルにも共通していますが、エアコンと違って室内でコンプレッサーが動作するため、運転音はある程度気になる方もいるようです。
ネット上の感想を見てみると、「日中の使用ならそこまで気にならないが、夜寝るときに使うと音が響く」という声が両方に見られます。
静音性を最優先に考える方であれば、使用場所や時間帯を調整するのがおすすめです。
排水処理のラクさでは、HPAC-22Gが優勢
アイリスオーヤマのモデルは、除湿時に排水タンクに水がたまり、一定量を超えると手動で排水する必要があります。
一方で、HPAC-22Gはノンドレン構造なので、通常の使用では排水処理がほぼ不要。

毎日の使用を考えると、この差は意外と大きく、「できるだけメンテナンスを減らしたい」という方にはハイセンスが向いているかもしれません。
見た目やデザイン性はどう違う?
アイリスオーヤマは丸みのあるやさしい印象
IPP-2225Uは、全体的に角のない丸みを帯びたデザインで、どこかやさしい雰囲気があります。
真っ白なカラーリングに、シンプルな操作パネルが前面に配置されていて、主張しすぎないのが特徴です。
「家電感」をあまり出したくない方や、ナチュラルテイストのインテリアが好きな方にも、なじみやすい印象を受けます。
リビングや寝室に置いても悪目立ちせず、生活空間に自然と溶け込んでくれるタイプです。
ハイセンスは無骨だけど、潔さがあるデザイン
対してハイセンスのHPAC-22Gは、直線的でシャープなフォルムが印象的。
カラートーンもややグレーがかったホワイトで、どちらかというと機能性を前面に出したデザインです。
「シンプルだけど頼もしさを感じる」「いかにも“冷やしてくれそう”な見た目が逆に好印象」といった声もあり、機械っぽいデザインが好みの方には好まれそうです。
特に男性の一人暮らし部屋や、在宅ワーク用の仕事部屋などにもマッチしやすいかもしれません。
インテリアとのなじみやすさでは、IPP-2225Uに軍配?
お部屋の雰囲気を大事にしたい方にとって、見た目の印象は意外と重要なポイント。
家具や他の家電とのバランスを考えると、IPP-2225Uのやさしい印象のデザインは、比較的どんな部屋にもなじみやすいです。
とはいえ、HPAC-22Gのような“機能性重視”のデザインも、使い方次第ではすっきりとまとまりのある空間になります。
たとえば、デスクや棚と並べて使うなど、スペースを区切って使えば無骨さが逆にアクセントになることもあります。
どっちがより部屋になじみやすい?
ナチュラルインテリアや生活感の少ない空間にはアイリスオーヤマ
お部屋の雰囲気に合わせて家電を選びたい方にとって、「見た目のなじみやすさ」は意外と大事ですよね。

アイリスオーヤマのIPP-2225Uは、やわらかいホワイトを基調にしたデザインで、木目調の家具や淡い色味のインテリアと合わせやすい印象があります。
家電特有のゴツさや重たさが控えめなので、リビングに置いても主張が強すぎず、ナチュラルテイストや北欧風のインテリアとも相性がいいです。
部屋にモノをあまり増やしたくない方にもぴったりだと思います。
機能的な空間やシンプル重視の方にはハイセンスがフィット
一方、ハイセンスのHPAC-22Gは「いかにも冷房機器らしい見た目」ではありますが、それが逆に潔く、シンプル好きな方にはしっくりくるかもしれません。
余計な装飾がなく、直線的なフォルムが特徴的なので、モノトーン系のインテリアやデスク周りなど、すっきりした空間によく合います。
在宅ワークスペースや書斎、ガレージのような場所でも使いやすく、あくまで“機能重視”で選びたい方には向いている印象です。
生活動線を邪魔しにくいのはどっち?
サイズ感で見ると、アイリスオーヤマの方がわずかにコンパクトで、圧迫感も少なめ。
高さもやや低めなので、部屋の隅や家具の間にすっと収まりやすいです。
対してハイセンスのHPAC-22Gは存在感があるぶん、置く場所には少し配慮が必要。
特に通路近くや動線上に置くと邪魔に感じることもあるため、設置スペースがある程度確保できる場所に置くのがベターです。
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
使い勝手の違いを比べてみた
女性一人でも設置しやすいのはどっち?
「工事不要」とはいえ、やっぱり本体の移動や排気ダクトの取り付けがスムーズかどうかは気になるところ。
アイリスオーヤマのIPP-2225Uは、比較的コンパクトで軽量な設計になっていて、本体の持ち上げや移動がしやすいです。キャスター付きなので、室内の移動もラクに行えます。
ハイセンスのHPAC-22Gもキャスター付きですが、サイズと重さはやや大きめ。
部屋をまたいで頻繁に移動させるというよりは、「定位置に設置してしっかり使いたい」方に向いている印象です。
排気ダクトや窓パネルの扱いやすさ
どちらのモデルも排気ダクトと窓パネルが付属していますが、細かい仕様に違いがあります。
IPP-2225Uの窓パネルは比較的やわらかく、工具を使わずにはめ込みできるタイプなので、初めてでも扱いやすいと感じる人が多いです。
一方、HPAC-22Gの窓パネルはしっかりした作りで、安定性はあるものの、やや力が必要な場面もありそうです。
取り付け時に少し戸惑う可能性があるので、説明書を確認しながら落ち着いて進めると安心です。
フィルター掃除やお手入れのしやすさ
どちらもフィルター部分は取り外して水洗いが可能。

特に難しい手順はなく、定期的にほこりを取ってあげることで風量や冷却効率も維持しやすくなります。
ただ、IPP-2225Uは排水タンクがあるため、除湿モードを頻繁に使う方は「排水作業」が必要になる点に注意。
HPAC-22Gのようなノンドレン式は、日々のお手入れが少なく済むのが魅力です。
リモコン操作やタイマー設定の違い
どちらの機種もリモコンが付属していて、離れた場所からモード変更や風量調整ができるのは共通ポイント。
ただ、ボタンの配置や表示の見やすさは若干違いがあります。
IPP-2225Uは操作パネルが上部に配置されていて視認性が高く、デザインも直感的。ハイセンスのHPAC-22Gは、表示がシンプルで文字も大きめなので、初めて使う方でも迷いにくいです。
タイマー機能に関しても、どちらも設定が可能で、「帰宅時間に合わせて冷やしておきたい」「寝る前だけ使いたい」といった使い方にも対応できます。
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
コスパ・価格感はどう違う?
実売価格はほぼ同じ、でも内容に違いあり
アイリスオーヤマ IPP-2225Uとハイセンス HPAC-22Gは、どちらも実売価格で見るとだいたい3万円台後半~4万円前半のレンジで販売されていることが多く、大きな価格差はありません(※時期や販売店によって変動あり)。
ただ、価格が似ていても、それぞれに付属品や機能面の違いがあるため、単純に「安い方がいい」とは言い切れない部分があります。
アイリスの方は本体が軽く、設置しやすさやコンパクトさに魅力がありますが、排水処理の手間が発生する点を考慮する必要があります。
一方、ハイセンスはノンドレン設計や冷却力の高さが強みで、日常の手間を減らしたい人にはお得に感じられるかもしれません。
電気代の目安はどう?消費電力をチェック
どちらも家庭用100V電源で使える仕様ですが、冷房時の消費電力は以下のようになっています。
* ハイセンス HPAC-22G:約800W
1時間あたりの電気代に換算すると、IPP-2225Uが約20円前後、HPAC-22Gが約22円前後(※電気代単価27円/kWhとして計算)と、大きな差はありません。
ただし、ハイセンスは冷房能力が高めなので、「早く部屋が冷える=運転時間が短く済む」という面で、結果的に電気代が抑えられるケースもありそうです。
逆に、長時間つけっぱなしにするような使い方なら、消費電力が低めのIPP-2225Uが優位に感じられる場面もあります。
保証やサポート体制もチェックポイント
家電選びでは、「壊れたときどうする?」という点も気になるところ。
どちらのモデルもメーカー保証は1年間となっていて、基本的な初期不良やトラブルには対応しています。

また、アイリスオーヤマは日本のメーカーなので、問い合わせ窓口や修理対応のしやすさを重視する方には安心感があります。
ハイセンスも国内対応しているとはいえ、サポート体制の充実度という意味では、やや差を感じる人もいるかもしれません。
トータルで見ると「何を重視するか」で感じ方が変わる
「とにかく安く涼しくなりたい」「初めてでも簡単に使いたい」という方には、アイリスオーヤマのシンプルな操作性と取り回しの良さがコスパ良く感じられるはずです。
一方で、「できるだけ手間をかけずに使いたい」「性能重視で長く使いたい」という方には、ハイセンスの冷却力やノンドレン設計が大きな魅力に映るかもしれません。
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
こんな人にはこのモデルがぴったり
一人暮らしやワンルームで使いたいならアイリスオーヤマ
限られたスペースで使いたい方や、部屋の雰囲気を損ねたくない方には、アイリスオーヤマのIPP-2225Uがぴったりです。
コンパクトで圧迫感が少なく、デザインもやわらかい印象なので、寝室やワンルームに置いても違和感がありません。
また、窓にパネルをセットするだけで使えるので、引っ越しが多い方や賃貸住宅に住んでいる方にも扱いやすいです。

特に「エアコン工事は面倒だけど、扇風機だけじゃ物足りない…」というニーズにはよく合っていると感じます。
パワー重視で冷却効率を求めるならハイセンス
広めの部屋で使いたい方や、とにかくすぐに涼しくなりたい方には、ハイセンスのHPAC-22Gがおすすめです。
冷風がしっかりしていて、部屋全体が涼しくなるまでのスピード感もあります。
また、ノンドレン設計で排水処理の手間が少ないので、「できるだけ放ったらかしで使いたい」「メンテナンスが苦手」という方にも合っています。

生活が忙しく、細かいことに時間を割けない方にとっては、こういった配慮がストレスを減らしてくれるポイントになるかもしれません。
寝室・子ども部屋などで静かに使いたい人は慎重に
どちらのモデルも「静音設計」とは言いづらく、音に敏感な方には少し気になる場面もありそうです。
とくに寝室や子ども部屋での使用を考えている場合は、「音にどれくらい敏感か」を意識して選んだほうが良いかもしれません。
たとえば、日中メインで使う予定の方や、音がある程度あっても気にならない方には、どちらのモデルも快適に使えます。
逆に「静かさ重視」であれば、運転モードを抑えめにしたり、使用時間を調整したりするなどの工夫が必要になりそうです。
「使う場所を頻繁に変える」か「定位置でしっかり使う」かで分けるのもアリ
アイリスオーヤマは軽くて移動もしやすいので、「昼はリビング、夜は寝室」など、使う場所を変えるスタイルに向いています。
逆に、ハイセンスは重さはありますが、そのぶん冷房能力がしっかりしていて、設置場所を決めて腰を据えて使うスタイルに合っています。
つまり、「軽さ・設置しやすさ・扱いやすさ」ならアイリス、「冷却力・放ったらかし運用・頼もしさ」ならハイセンス。この視点で選ぶと、自分の生活スタイルに合うものが自然と見えてくるはずです。
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
実際の口コミや評価をチェックしてみた
ネット上に寄せられているリアルな声を調べてみました
今回は、Amazonや楽天などの販売サイトではなく、SNSや家電レビュー系の情報サイト、個人ブログなどに投稿されていた感想や体験談をもとに、それぞれのスポットクーラーに対する率直な意見をまとめてみました。
メーカーが発信しているスペックや機能とはまた違った、実際に使った方の「なるほど」と思える視点がいくつも見えてきました。
アイリスオーヤマ IPP-2225U:使いやすさとコンパクトさが高評価
アイリスオーヤマのIPP-2225Uに関しては、まず「届いてすぐに使える手軽さ」に関する好意的な声が目立ちました。
とくに女性の方や高齢者の方からは、「設置が簡単で助かった」「軽いので移動しやすい」といったコメントが多く見られます。
また、「寝苦しい夜にピンポイントで使えるのがちょうどいい」「除湿モードが思ったより効いて快適」という声もあり、エアコンをつけっぱなしにするのが苦手な方の“補助冷房”として活用している例も。
一方で、「音がやや大きめに感じる」「風量最大だとテレビの音が聞こえにくいこともある」といった指摘もありました。使う場所や時間帯によっては、音への配慮が必要な場面もあるようです。
ハイセンス HPAC-22G:冷却力と排水の手間の少なさが好評
ハイセンスのHPAC-22Gについては、「とにかく冷えるのが早い」「この価格帯でこの冷房能力はありがたい」といった、性能面に関するポジティブな声が多く見つかりました。
特に好評だったのが、ノンドレン構造による「排水いらず」の設計。これが日々の手間をぐっと減らしてくれるという点で、多くの人が便利さを実感しているようです。
操作面でも「シンプルで迷わない」「風量調整がわかりやすくて直感的」といった意見があり、全体として“無駄のない実用的な家電”というイメージを持たれている印象です。
ただし、「サイズが大きめで置き場所に困った」「重さがあるので一度設置すると動かしにくい」といった声もありました。部屋のレイアウトや設置スペースにある程度の余裕があるかどうかが、満足度を左右するポイントになっているようです。
共通しているのは「工事なしですぐ使える安心感」
2機種とも共通して好評だったのは、「工事不要で買ったその日から使える」という気軽さ。暑さ対策が急に必要になったときや、賃貸住宅で工事ができない方にとって、このポイントはかなり大きな魅力のようです。

また、エアコンよりも“風を直接感じられる”ことや、“除湿器代わりにも使える”という点も、ユーザーの満足度を高めている要素でした。
Amazonや楽天に報告されている口コミやレビューは、こちらから移動できるそれぞれの紹介ページでもご確認出来ます。
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
最終的にどちらを選ぶべき?
それぞれの“決め手”になるポイントを整理してみました
ここまで比較してきた2つのスポットクーラー、アイリスオーヤマ「IPP-2225U」とハイセンス「HPAC-22G」。
どちらも「設置工事なしですぐ使える」という点では共通していますが、それぞれに際立つ特徴がありました。
アイリスオーヤマは、
* 操作がわかりやすく、初めてでも安心
* 部屋に置いても目立ちにくいデザイン
といった、扱いやすさややさしい見た目が魅力です。
一方のハイセンスは、
* ノンドレン設計で排水処理の手間がかからない
* 実用性を重視したシンプルな操作性
など、冷却力とメンテナンス性に優れた実力派です。
迷っている方に向けての「選び分け」のヒント
どちらを選ぶか迷った場合には、以下の視点で考えてみると絞りやすいです。
* 設置しておいてメイン冷房として活用したい → ハイセンス
* 毎日の排水処理が面倒に感じる → ハイセンス
* とにかく簡単に始めたい&家電が苦手 → アイリスオーヤマ
* 短時間で一気に部屋を冷やしたい → ハイセンス
* 寝室や子ども部屋など、やさしい印象の製品を置きたい → アイリスオーヤマ
このように、選ぶポイントがはっきりしてくると、どちらが自分に合っているかが見えてきます。
どちらを選んでも“買ってよかった”と思えるバランス感
実際に調べてみて感じたのは、この2つは「どちらも価格と性能のバランスがとてもいい」ということ。

スポットクーラーというと、“補助的な冷房”というイメージを持たれがちですが、どちらも使い方次第で十分に快適な空間づくりが可能です。
自宅で過ごす時間が長くなっている今、季節に合わせた“ちょうどいい涼しさ”を手軽に取り入れられるスポットクーラーは、思っている以上に活躍の場が広がるアイテムです。
まとめ
* アイリスオーヤマはコンパクトで設置しやすく、やさしいデザインが魅力
* ハイセンスは冷却力が高く、ノンドレン設計で排水の手間が少ない
* 設置スペースや生活動線を考えると、扱いやすさには違いがある
* 音の大きさや排水処理など、実際の使用感にも注目
* 一人暮らしやワンルームならアイリス、パワー重視ならハイセンスが◎
* どちらも“工事不要で涼しくなれる”点は共通。
ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめ
▼アイリスオーヤマ IPP-2225U▼
▼ハイセンス HPAC-22G▼
この記事が、自分にぴったりのスポットクーラー選びのヒントになればうれしいです。暑さが続く時期、無理せず快適な毎日をお過ごしくださいね。