ゲーミング用のイヤホンやヘッドセット、いざ選ぼうとすると「どっちが自分に合うのか分からない」と迷ってしまいますよね。
しかも最近は、ワイヤレスでも高音質・低遅延なモデルが増えていて、選択肢が豊富な分、比較がむずかしく感じる方も多いはずです。
今回はそんな悩みを持つ方のために、ソニーの人気ゲーミングシリーズ「INZONE」の中から、完全ワイヤレスイヤホンのINZONE Buds(WF-G700N)と、軽量ヘッドセットINZONE H5(WH-G500)の2モデルをピックアップ。

どちらもFnatic監修・立体音響対応と魅力的ですが、それぞれ使い心地や得意なシーンが異なります。
この記事では、音質・接続方法・マイク性能・装着感などを詳しく比べながら、どちらがどんな人におすすめなのかを分かりやすくまとめました。
ゲーム用だけでなく、通勤や在宅ワークにも使えるかどうかも含めて、じっくり見ていきましょう。
▼ソニーINZONE Buds(WF-G700N)▼
▼ソニーINZONE H5(WH-G500)▼
ソニーINZONEシリーズのイヤホンとヘッドセット、どっちが自分に合う?
まずは「INZONE Buds」と「INZONE H5」ってどんな製品?
最近のゲーミングアイテムって、性能もデザインも本当に進化していますよね。
その中でも、注目されているのがソニーの「INZONE(インゾーン)」シリーズ。プロeスポーツチーム「Fnatic」が監修していて、プレイに集中しやすい音づくりがされていることでも話題になっています。
今回ご紹介するのは、その中でも特に人気の2モデル。「INZONE Buds(WF-G700N)」は完全ワイヤレスイヤホンタイプで、スマホでもゲーム機でも手軽に使えるタイプ。
一方の「INZONE H5(WH-G500)」は軽量なワイヤレスヘッドセットで、長時間プレイにぴったりの作りになっています。

どちらも同じINZONEシリーズですが、形状や使い方、得意なシーンがかなり違います。
「イヤホンがいいのか、ヘッドセットの方が合っているのか…」そんな悩みを解消できるよう、この記事ではそれぞれの魅力や違いを詳しく比べていきます。
どちらもゲームに強い、Fnatic監修モデル
どちらのモデルにも共通して言えるのは、“ゲームプレイに最適化された音設計”がされているという点です。プロゲーマーが実際に使用するチーム「Fnatic」の意見が反映されていることからも、音の遅延や聞き取りやすさへのこだわりが感じられます。
たとえば、足音の位置がわかりやすかったり、敵の接近に気づきやすかったりと、勝敗を左右するようなサウンド体験をサポートしてくれます。PS5との相性も良く、接続や設定もスムーズ。PCやSwitchとの組み合わせでもしっかり力を発揮してくれる設計になっています。
このように、「どちらを選んでも一定の安心感はある」というのがINZONEシリーズの魅力。ただし、使う人の生活スタイルやプレイ環境によって、より適したモデルは変わってくるので、次の見出しからその選び方についても掘り下げていきます。
▼ソニーINZONE Buds(WF-G700N)▼
▼ソニーINZONE H5(WH-G500)▼
選ぶ前に押さえておきたいポイントとは?
ワイヤレス接続の快適さは?
ゲーム中に音が途切れたり、遅れたりすると、集中力が一気に削がれてしまいますよね。そんなトラブルを避けるためにも、接続の安定性はとても重要なポイント。
「INZONE Buds」は、2.4GHzのワイヤレス接続に対応していて、USB Type-Cのトランシーバーを使うことで低遅延な音の伝送が可能です。

Bluetoothとは異なり、ゲーム向けに最適化された仕様なので、アクションゲームやシューティングなど、タイミングが命のジャンルでも安心して使えます。
一方の「INZONE H5」も同じく2.4GHz接続に対応していますが、こちらは有線ケーブルも同梱されているので、環境に応じて接続方法を切り替えられるのが特徴。
無線の便利さと、有線の安定性の両方を求めたい人には心強いポイントです。
音の立体感や没入感に違いはある?
どちらのモデルもソニー独自の立体音響技術に対応していて、音の方向や距離感をリアルに感じやすいように設計されています。
特にFPSやRPGなどで、音の位置関係が大事な場面では大きなメリットになります。
「INZONE Buds」は、密閉型のイヤホン構造で、耳の中にすっぽり収まる形。外部の音を遮断しつつ、サラウンド感のある音を耳元でしっかりと感じられます。
一方で「INZONE H5」は、開放感のあるオーバーヘッド型。ドライバーが大きめなので、より豊かで空間の広がりを感じられる音作りがされています。
音楽や映画も楽しみたいという方には、このタイプの方が好まれる傾向があります。
マイクの音質やノイズカット性能はどれくらい?
オンラインでのボイスチャットや会議で使う場合、「自分の声がどう相手に届くか」も意外と見落とせないポイントです。
「INZONE Buds」にもマイク機能は付いていますが、あくまでコンパクトなイヤホン内蔵マイクという位置づけ。
通話は可能ですが、周囲の雑音が入りやすかったり、声が少しこもって聞こえると感じる人もいるかもしれません。
一方の「INZONE H5」は、ブームマイク付きで、AIによるノイズ抑制機能も搭載。生活音が混じりやすい環境でも、自分の声をクリアに届けやすく、会話のしやすさでは一歩リードしています。
▼ソニーINZONE Buds(WF-G700N)▼
▼ソニーINZONE H5(WH-G500)▼
INZONE Budsの特徴と魅力をチェック
ワイヤレスでも遅延を感じにくい2.4GHz接続
「INZONE Buds」は、完全ワイヤレスイヤホンでありながら、ゲーム用途にしっかり対応できる低遅延設計が特徴です。

一般的なBluetoothではゲーム音と映像のズレが気になることもありますが、INZONE Budsは専用のUSB Type-Cトランシーバーを使って、2.4GHzワイヤレス接続を実現しています。
このおかげで、動きの速いFPSや格闘ゲームなどでも、音とプレイのズレが少なく、快適な環境で楽しむことができます。
しかも、この接続方法はPS5だけでなく、PCやAndroidスマホ、Nintendo Switchでも使えるので、ゲーム環境を問わず使いやすいというメリットもあります。
アクティブノイズキャンセリングで集中しやすい
外の音を遮断する「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」も、このイヤホンの大きな強みです。生活音や周囲の雑音が入りにくくなるので、ゲームへの没入感がグッと高まります。
自宅で家族がいる環境や、カフェなど少しにぎやかな場所でも、イヤホンを装着するだけで自分の世界に集中しやすくなるのは、在宅ワークをする方にも嬉しいポイント。
もちろん、ANCのオン・オフは切り替えが可能なので、状況に応じた使い分けもできます。
LE Audioや立体音響にも対応、PS5やスマホでも活躍
INZONE Budsは、今後主流になるとされている「LE Audio」にも対応。

これにより、より省電力で高音質な音声通信が可能になります。将来性のある規格に対応しているという点でも安心感がありますね。
また、立体音響にも対応していて、ゲーム中の音の方向や距離感をしっかり感じられるのも強みの一つ。
PS5ではTempest 3Dオーディオにも最適化されていて、ゲームの世界に入り込むような音体験が楽しめます。加えて、USB-C接続が可能なデバイスであればスマホやPCでもすぐ使えるという、汎用性の高さも魅力です。
実際の使用感から見えた、気になる点も
コンパクトで高性能なINZONE Budsですが、実際に使っている人の声を見てみると、装着感や音の聴こえ方に少しコツが必要という意見も見られます。
特にイヤーピースのフィット感が合わないと、立体音響がうまく感じられないというレビューもあるようです。
これは個人差がある部分ではありますが、自分の耳に合ったサイズを見つけることが、より良い使用体験につながります。

幸い、複数のサイズのイヤーピースが同梱されているので、試しながら調整できる点は安心ですね。
INZONE H5の特徴と魅力をチェック
軽くて長時間つけても疲れにくい構造
「INZONE H5」は、約260gという軽さが特徴のワイヤレスヘッドセットです。
ゲーミングヘッドセットというと、重くて長時間つけると首や頭が疲れてしまう…そんな印象を持っている方もいるかもしれませんが、H5はその点がしっかり配慮されています。
ヘッドバンドのクッション性やイヤーパッドの柔らかさなど、長時間プレイしてもストレスが少ない作りになっていて、頭を圧迫するような不快感も出にくいのがポイント。

実際にゲーム配信などで長時間使用する人からも「疲れにくい」という声が多く見られます。
在宅ワークや通話でも使いたい方には、この装着感の軽さが日常使いしやすいポイントになるかもしれません。
AIノイズ抑制マイクで声がクリアに届く
ヘッドセットを選ぶ上で、マイク性能は意外と重要です。
INZONE H5には、ブーム型のマイクが搭載されていて、口元に近い位置で声を拾ってくれます。
さらにAIを活用したノイズリダクション機能がついていて、生活音や周囲の雑音をカットしてくれるのも大きな魅力。
そのため、オンラインゲームだけでなく、リモート会議やチャットツールでの音声通話にも使いやすく、自分の声をクリアに相手に届けたいという場面でとても重宝します。

静かな部屋ではもちろん、少しにぎやかな環境でも使える点は、特にマルチな使い方をしたい方にとって安心材料になりそうです。
ワイヤレスでも安定、必要なら有線でもOK
INZONE H5もBudsと同様に、2.4GHzの低遅延ワイヤレス接続に対応していて、ゲーム中の音の遅れを抑えた快適なプレイが可能です。
USBレシーバーを挿すだけで簡単に接続でき、PS5やPCでもスムーズに使えます。
さらに、H5には3.5mmの有線接続ケーブルも同梱されています。もしバッテリーが切れてしまったときや、有線の方が安定していると感じる場面でも、サッと切り替えて使えるのはかなり便利。
使う場所や用途によって柔軟に対応できるのは、ワイヤレス一択の製品にはない安心感があります。
ゲーマー目線で考えられた音づくりと快適さ
INZONE H5は、「モンスターハンターワイルズ推奨音質」として紹介されている通り、ゲームプレイ時のサウンド表現にこだわったチューニングがされています。
敵の足音や環境音の再現性が高く、臨場感をしっかりと味わえる仕上がりです。
また、ソフトウェア(INZONE Hub)を使えば、ゲームに合わせてサウンドプロファイルを細かく調整することも可能。

音のバランスを自分好みにカスタマイズできるのは、細かいプレイ感覚を大切にしたい方にとって嬉しい機能ではないでしょうか。
INZONE BudsとH5を徹底比較!あなたに合うのはどっち?
項目 | INZONE Buds(WF-G700N) | INZONE H5(WH-G500) |
---|---|---|
装着タイプ | 完全ワイヤレスイヤホン | ワイヤレスヘッドセット |
接続方式 | 2.4GHzワイヤレス / Bluetooth対応 | 2.4GHzワイヤレス / 有線ケーブル対応 |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング搭載 | マイクにAIノイズリダクション搭載 |
マイク性能 | イヤホン内蔵マイク | ブームマイク付きで高音質 |
バッテリー持ち | 最大約24時間(ケース込み) | 最大約28時間 |
重量 | 片耳約6.5g(イヤホン本体) | 約260g(本体全体) |
操作方法 | タッチセンサー | 物理ボタン |
対応機器 | PS5、PC、Switch、スマホなど | PS5、PC、Switch、有線接続対応 |
特におすすめな人 | 外出先でも使いたい方 | 長時間ゲームに集中したい方 |
▼ソニーINZONE Buds(WF-G700N)▼
▼ソニーINZONE H5(WH-G500)▼
音質や臨場感の違いは?
どちらも立体音響に対応しているとはいえ、音の感じ方にはしっかりと違いがあります。
INZONE Budsは、耳の中に直接音を届けるカナル型イヤホンならではのクリアさが魅力。音の輪郭がはっきりしていて、細かい音まで拾いやすい印象があります。
FPSやアクション系のゲームで、足音や銃声の方向を聞き取りたい場面にはかなり有利です。
一方、INZONE H5は、開放感のある音づくりで、音に広がりや奥行きを感じられるタイプ。
RPGや映画鑑賞など、臨場感を楽しみたいシーンに強く、サウンドの厚みも豊かです。ゲームに没入したい人にとっては、この空間的な音の広がりが大きな魅力になります。
使いやすさ・装着感の違い
装着感については、使用シーンや体感に応じて評価が分かれるところです。
INZONE Budsはコンパクトで、収納ケースから取り出してすぐに使える手軽さが魅力。耳へのフィット感も軽やかで、移動中やちょっとしたスキマ時間にも使いやすい反面、長時間つけると耳が少し疲れると感じる方もいるようです。
対してINZONE H5は、軽量設計ながら頭全体を包み込むタイプなので、安定感があります。
イヤーパッドの当たりが柔らかく、数時間の使用でも痛くなりにくい構造。ただし、ヘッドセットなので、髪型が崩れやすいといった点や、夏場はやや蒸れやすいと感じる人もいるかもしれません。
接続方法や対応デバイスの広さは?
どちらのモデルも2.4GHzのワイヤレス接続に対応していて、USBトランシーバーを使えばPS5やPCとの連携もスムーズです。
INZONE BudsはさらにBluetoothにも対応しており、スマホやタブレットと簡単に接続できます。ゲーム以外のシーンでも活用したい方には、この汎用性がうれしいポイントです。
一方でINZONE H5は、Bluetooth非対応ですが、有線ケーブルが使えるという強みがあります。バッテリーが切れてもすぐに使えるので、予期せぬトラブルに対応できる安心感があります。
バッテリー性能と充電スピード
長く使えるかどうかも気になるポイントですが、この点ではどちらのモデルも優秀です。
INZONE Budsは、ケースを使った充電を含めて最大24時間の使用が可能。

急速充電にも対応していて、短時間の充電で数時間使えるのは非常に便利です。モバイルバッテリーとの相性もよく、外出先でも安心して使えます。
INZONE H5はさらに長く、最大28時間の連続使用が可能。こちらも急速充電に対応しているので、ゲームの合間に少し充電するだけでも十分な持続時間が得られます。
頻繁に充電するのが面倒…という方には、H5の方がやや利便性が高い印象です。
それぞれの製品、どんな人に向いている?
在宅ワークや通勤にも使いたい人にはBudsが便利
ゲーム以外の時間にも音楽を聴いたり、通勤中にポッドキャストを楽しんだりと、日常的にイヤホンを使う方には「INZONE Buds」の方が使い勝手が良いかもしれません。
完全ワイヤレスなので、カバンやポケットに入れてもかさばらず、サッと取り出してすぐ使える手軽さがあります。
また、Bluetooth接続に対応しているため、スマホやタブレットなど複数のデバイスと簡単に切り替えて使えるのも便利なポイント。
ノイズキャンセリング機能もあるので、電車やカフェなど騒がしい場所でも音に集中しやすく、ゲーム以外のシーンでもしっかり活躍してくれます。

「ゲームは好きだけど、日中は仕事や移動中の時間が多い」という方にとっては、Budsの方がライフスタイルにフィットしやすいと言えそうです。
ゲームにどっぷり集中したい人にはH5が最適
一方で、夜や休日にじっくり腰を据えてゲームを楽しみたい方、あるいはプレイ中のボイスチャットを重視したい方には「INZONE H5」の方が満足度が高くなりやすいです。
H5は、軽量でありながらも安定感があり、長時間の装着でも疲れにくいという構造的なメリットがあります。
しかもブームマイクが付いていて、AIノイズキャンセルで自分の声を相手にクリアに届けやすいため、オンライン対戦や仲間とのコミュニケーションを重視するゲームスタイルにはぴったりです。
また、音の広がりや臨場感に優れている点も、ゲームの世界観に深く没入したい方にとっては大きな魅力。

RPGや映画のようなストーリー重視のゲームで、音に包まれるような体験を求めるなら、H5のほうが満足しやすいと思われます。
音質や快適さだけじゃない、デザインや操作性も重要
見た目の好みや収納のしやすさ
デザイン面も購入の決め手になることって、意外と多いですよね。
どちらのモデルも洗練されたシンプルなデザインですが、それぞれの特徴はしっかりとあります。
「INZONE Buds」は、コンパクトなイヤホン本体と持ち運びに便利な充電ケースがセット。ポケットにすっぽり収まるサイズ感で、外出先でも違和感なく使えるのが魅力です。見た目もスタイリッシュで、ゲーム専用というより日常使いにもなじむ印象です。
対して「INZONE H5」は、ゲーミングヘッドセットらしさを保ちつつも、落ち着いた配色とスリムなフォルムで、目立ちすぎないのが好印象。オフィスで使っても違和感がないくらいのシンプルさがあり、使うシーンを選びにくいのは大きなメリットです。折りたたみ機能こそありませんが、本体が軽いため持ち運びもそこまで苦になりません。
操作方法の違い(タッチ vs ボタン)
操作性にも、それぞれのスタイルが反映されています。
「INZONE Buds」はタッチセンサー式で、イヤホンの表面を軽くタップすることで再生・停止・ノイズキャンセルの切り替えなどが操作できます。慣れれば片手でサッと使える手軽さがありますが、誤操作が起きやすいと感じる人もいるかもしれません。
一方の「INZONE H5」は物理ボタンを採用していて、手元でしっかりと操作できる安心感があります。
音量調整やマイクのミュートなどもわかりやすく、プレイ中でも直感的に扱えるのが特徴です。

操作中にうっかり触れて設定が変わってしまう…といった心配が少ない点では、H5に軍配が上がりそうです。
▼ソニーINZONE Buds(WF-G700N)▼
▼ソニーINZONE H5(WH-G500)▼
価格帯やコスパで見ると、どちらがお得?
実勢価格と付属品から見るコスパの違い
価格は購入時の大きな判断材料になりますよね。
2025年7月時点での実勢価格を見ると、「INZONE Buds」はおおよそ25,000円前後、「INZONE H5」は約19,000円前後で販売されていることが多いようです。
価格差としては、約6,000円ほどH5の方が手に取りやすい設定になっています。
※販売店や販売時期、特にセール中かどうかでも価格は変動します。
ただし、どちらも付属品は充実しています。INZONE Budsには専用のUSB Type-Cトランシーバーと充電ケース、イヤーピース(複数サイズ)が同梱されていて、ワイヤレスイヤホンとしてすぐに使えるセット内容です。
一方でINZONE H5には、有線接続用の3.5mmオーディオケーブルが付属していて、バッテリー切れ時にも対応できる構成になっています。

ヘッドセットらしくマイク性能も高く、ゲーム以外の用途でもしっかり活躍できる点を考えると、価格以上の価値を感じる人も多いのではないでしょうか。
長く使う上でのコストパフォーマンスも考慮
初期価格だけでなく、「長く使い続けられるかどうか」も含めてコスパを考えたいところです。
INZONE Budsは充電ケース込みで最大24時間使用できるうえ、急速充電にも対応していて、たった5分の充電で1時間以上使えるというスピード感があります。
外出先でも短時間の充電で済むのは、忙しい人にとってかなり便利です。
INZONE H5も最大28時間とバッテリー持ちは非常に良好。こちらも急速充電対応で、10分の充電で約3時間使えると言われています。加えて、有線でも使える構造のため、バッテリーに依存しすぎない点も長期的な安心材料になるかもしれません。
また、どちらのモデルもUSBトランシーバーが使えるので、ソニー製品としての信頼性やサポート面を考えると、故障リスクも比較的低め。安心して長く使いたい人には、どちらも“安心して選べる製品”と言えそうです。
Amazonや楽天以外からの口コミを総まとめ
INZONE Budsに寄せられている主な評価
INZONE Budsは、ゲーミングイヤホンとしてはまだ新しいカテゴリーながら、多くのレビューサイトやSNSで注目されています。中でも目立つのは「思っていたより音がクリア」「低遅延で快適にプレイできる」といったポジティブな声です。

特に2.4GHzのUSBトランシーバー接続を使ったときのレスポンスの良さは評価が高く、Bluetoothとは違って“音と映像のズレ”がほとんど気にならないという意見が多く見られます。
一方で、「立体音響が少し物足りないと感じる時がある」「イヤーピースのフィット感が合わないと音が抜ける感じがする」といった使用者の体感に基づく声もあります。
これは個人差がある部分ではありますが、フィッティング次第で印象が変わるタイプの製品だと感じている方が多いようです。
また、LE Audioへの対応など、将来的な音声通信の進化に備えた設計になっている点を評価する声もあり、「長く使えそうな安心感がある」というコメントも見受けられます。
INZONE H5の使用者から聞こえてくる声
INZONE H5については、「とにかく軽い」「長時間つけていても本当に疲れにくい」という装着感の評価が目立ちます。
ゲーミングヘッドセットは重さがネックになることが多い中、約260gという軽量設計はやはり大きな魅力のようです。
音質については、「定位感がしっかりしていて、敵の足音が聞こえやすい」「空間の広がりが自然で疲れにくい」といったレビューが多く、FPSやRPGをプレイする人からの支持が厚い印象です。
マイクの性能についても、AIノイズリダクションがしっかり働くおかげで、環境音を抑えてクリアに声を届けられると好評です。
ただ、「チャットモードにすると音質が下がる感じがある」といった具体的な使用中の感想もあり、モード切り替え時の音質差を気にする人もいるようです。
どちらにも共通する満足点と注意点とは?
共通して評価されているのは、やはり“ゲームに特化した快適な音環境”が整っていること。
どちらもFnatic監修という点で、ゲームプレイ時に必要な音の細かさや反応速度を意識した設計になっているのが伝わってきます。
また、どちらのモデルも「見た目がスタイリッシュで、ゲーミング感が強すぎないのが良い」という声もありました。
日常使いにもなじむデザインという点で、万人受けしやすいモデルと言えそうです。
一方で注意点として挙がっているのは、操作方法のクセや、装着感のフィットに個人差があること。
特にINZONE Budsは、しっかり装着しないと本来の音質を感じにくいという声があるため、自分の耳に合うかどうかを試せる環境で検討できると安心です。
▼ソニーINZONE Buds(WF-G700N)▼
▼ソニーINZONE H5(WH-G500)▼
※楽天やAmazonはレビューを引用出来ないのでこちらに掲載出来ません。

各アイテム紹介ページでそれぞれのレビューも確認できるので是非参考になさってください。
最終的にどちらを選べば失敗しない?
ライフスタイル別のおすすめモデル
ここまでINZONE BudsとINZONE H5をじっくり比較してきましたが、最終的には「自分の使い方」に合わせて選ぶのが一番後悔しにくい方法です。
たとえば、日中は外出が多く、スマホやノートPCで音楽や通話も楽しみたい人には「INZONE Buds」がおすすめです。
コンパクトで持ち運びやすく、Bluetooth接続もできるので汎用性が高いですし、ゲーム用途以外のシーンでも活躍してくれる柔軟さがあります。
一方で、「自宅で腰を据えてゲームに集中したい」「ボイスチャットの音質も重視したい」「長時間装着しても快適なものを選びたい」と考える方には「INZONE H5」が向いています。
軽量設計で疲れにくく、マイクの性能も高いため、まさに“ゲームに没頭したい人向け”のモデルといえます。
迷ったらここをチェック!選び方のヒント
選ぶポイントに迷ったときは、以下のように絞ってみると選びやすくなります。
* 「音質はもちろん、マイクのクリアさも重視したい」→ H5
* 「軽さとコンパクトさを最優先したい」→ Buds
* 「装着感と快適性でストレスを減らしたい」→ H5
* 「将来的にも幅広い機器で使いたい」→ Buds(Bluetooth対応)
* 「なるべくシンプルに長時間ゲームに集中したい」→ H5
どちらもソニーらしい高い音質と信頼性を持った製品なので、「どっちを選んでも間違いではない」と言えるのが正直なところ。

ただ、自分のライフスタイルと使うシーンを想像して選ぶことで、より満足度の高い買い物になると思います。
まとめ
* INZONE Budsはコンパクトで外出先でも使いやすく、ノイズキャンセリングやBluetooth対応が魅力
* INZONE H5は軽量ヘッドセットで、長時間ゲームに集中したい人やマイク音質を重視する人におすすめ
* どちらも2.4GHzワイヤレス接続対応で、PS5・PC・Switchとの相性が良好
* 音質はBudsがクリア重視、H5は空間の広がりが感じられるタイプ
* 自分のライフスタイルや使用シーンを考えて選ぶのが失敗しないコツ
* 比較表で違いをざっくり把握でき、本文で詳しく深掘り解説
▼ソニーINZONE Buds(WF-G700N)▼
▼ソニーINZONE H5(WH-G500)▼
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
自分にぴったりの音環境が見つかると、ゲームの楽しさもぐっと広がりますよね。ぜひ参考になれば嬉しいです!