洗濯機の買い替えを考えているとき、選択肢に上がりやすいのが日立の「ビートウォッシュ」シリーズ。
その中でも8kgタイプのBW-V80KとBW-V80Jは、見た目もスペックも似ていて、どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

実はこの2機種、同じシリーズでありながら「使いやすさ」や「設計の細かさ」にしっかりと違いがあります。
しかも、2025年6月現在では価格差も逆転していることがあるため、表面的なスペックだけで選ぶとちょっと損してしまうかも…。
この記事では、KとJの違いをやさしく整理しながら、どんな人にどちらが合っているのかを具体的にご紹介します。
「今、買うならどっち?」が分かるよう、なるべくシンプルにまとめていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
▼日立ビートウォッシュ BW-V80K▼
▼日立ビートウォッシュ BW-V80J▼
比較項目 | BW-V80K(現行モデル) | BW-V80J(旧モデル) |
---|---|---|
洗濯容量 | 8kg | 8kg |
洗浄方式 | ナイアガラビート洗浄+2段シャワー | ナイアガラビート洗浄 |
投入口 | 低めで浅く、出し入れしやすい | 標準設計 |
フタ | ガラス製(中が見える) | 樹脂製(中は見えない) |
洗剤・柔軟剤の投入口 | 1か所にまとまっている | 別々に2か所 |
フィルター | 1か所(スライド式で掃除ラク) | 2か所(定期的に左右を掃除) |
お湯取りホース | 付属なし(別途購入) | 標準で付属 |
おしゃれ着コース | 約30分(時短仕様) | 約45分 |
本体高さ | 約930mm | 約1000mm |
洗濯機選びでまず押さえておきたいポイントとは?
洗濯機って、毎日使うものだからこそ、「なんとなく」で選ぶと後から後悔してしまうこともあります。
とはいえ、忙しい日常のなかで、じっくり選ぶ時間もなかなか取れないですよね。

ここでは、失敗しないために最初に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
容量はライフスタイルに合っているか?
洗濯機の容量は「今の暮らし」にぴったり合っていることが大切です。
たとえば、家族が3人~4人なら、8kg前後の容量が安心ライン。平日こまめに洗うタイプの方も、週末にまとめ洗いをする派の方も、8kgあればしっかり対応できます。
BW-V80KとBW-V80Jは、どちらも8kgタイプなので、家族世帯でも十分活用しやすいサイズです。
洗濯以外の機能にも注目したい
最近の洗濯機は、単に洗うだけでなく「時短」「節水」「自動おそうじ」など、便利なプラス機能があるかどうかも重要なポイントです。
日々の家事を少しでもラクにしたい方は、こうした補助機能にも注目して選ぶのがおすすめです。

「ナイアガラビート洗浄」や「シワを抑える機能」などは、後ほど紹介するビートウォッシュシリーズの大きな魅力にもつながっています。
設置スペースに収まるか?
洗濯機は大きな家電なので、置き場所に合うかも見逃せないポイント。
特に、洗面所や脱衣所がややコンパクトな間取りの場合、サイズオーバーで設置できない…というケースもあります。
BW-V80KとBW-V80Jの本体サイズはほぼ同じで、幅約61cm・奥行き約61cm・高さ約93cm。比較的スリムな設計なので、集合住宅や省スペースな家庭でも使いやすい仕様になっています。
このように、容量・機能・サイズの3点を意識して選ぶと、「これで良かった」と思える1台に出会いやすくなります。
日立ビートウォッシュってどんな洗濯機?
洗濯機を調べているとよく目にする「ビートウォッシュ」。日立の代表的なシリーズで、洗浄力や使い勝手の面で高く評価されているロングセラーモデルです。
ここでは、今回比較する2機種「BW-V80K」と「BW-V80J」に共通している、ビートウォッシュシリーズならではの魅力を見ていきましょう。
ガンコな汚れにも強い「ナイアガラビート洗浄」
このシリーズ最大の特長が、独自の洗浄技術「ナイアガラビート洗浄」です。
洗剤を一度、高濃度でしっかり衣類に浸透させたうえで、押し洗い・たたき洗い・もみ洗いの動きを組み合わせながら、大流量のシャワー水流で汚れを浮かせて落とす構造になっています。

これによって、泥汚れや皮脂汚れなど、普段の洗濯では落ちにくい汚れにも対応しやすくなっているんです。
特にお子さんのいる家庭や、外仕事で衣類が汚れがちという方にとってはうれしいポイントですね。
「自動おそうじ」で手間いらずの清潔ケア
洗濯機で気になるのが、黒カビやニオイのもとになる洗濯槽の汚れ。
でも、ビートウォッシュには「自動おそうじ」機能が備わっていて、洗濯後に自動で槽をキレイにしてくれる仕様です。
しかも、洗剤カスや皮脂汚れがたまりやすい箇所にしっかり水流をあてて、汚れを抑える設計。

清潔に保ちたい方にはぴったりの機能です。
※月に1回程度の「槽洗浄コース」の使用も推奨されています。
多彩な洗濯コースで衣類に合わせた洗い分け
おしゃれ着や毛布、シワをなるべく減らしたいブラウスなど、衣類の種類に合わせてコースを選べるのも便利な点です。
たとえば、
* デリケートな素材向けの「おしゃれ着コース」
* 脱水後の絡まりを抑える「からみまセンサー」
など、ただの“洗い”だけではなく、「ちょっとした配慮」が詰め込まれているのがビートウォッシュの魅力でもあります。
このように、基本性能だけでも十分魅力があり、どちらのモデルを選んでも安心して使えるシリーズです。
BW-V80KとBW-V80Jの違いを一言でいうと?
「どっちもビートウォッシュの8kgモデルなんでしょ?」と思われがちですが、実は細かな使い勝手や設計に違いがあります。もし一言でまとめるなら、次のように表現できます。
BW-V80Kは“使いやすさ”が更に進化した後継モデル
風アイロン機能や見やすいガラストップ、洗剤の注ぎやすさ、フィルター掃除の手軽さなど、日々の小さなストレスを軽くしてくれる改良がいくつも加わっています。
BW-V80Jは“ベーシック機能に絞って価格を抑えた”型落ちモデル
洗浄力などの基本性能はしっかり押さえつつ、コスト重視で選びたい方にフィットするモデルです。
とはいえ発売は2021年とやや前なので、在庫の少なさや価格の変動には注意が必要です。
このように、
次のセクションでは、この違いをもう少し具体的に掘り下げていきますね。
細かく見るとこんなに違う!機能の比較
一見似ている2つのモデルですが、細かく見ていくと毎日の使い勝手に関わる違いがいくつもあります。
このセクションでは、実際の使用シーンをイメージしながら、機能の違いをわかりやすくご紹介していきます。
ナイアガラ2段シャワーの有無
BW-V80Kには「ナイアガラ2段シャワー」が搭載されています。

これは、上部と下部からの2方向シャワーで洗剤液をムラなく衣類に浸透させる機能。これによって、洗い上がりのムラが減り、より均一に汚れを落としやすくなっています。
一方のBW-V80Jは、従来の1段シャワー。基本的な洗浄力は十分ありますが、繊細な衣類や時間をかけたくないときには、Kの2段シャワーが頼りになります。
おしゃれ着コースの時間短縮
ちょっと驚くのが、おしゃれ着コースの時間差。
* BW-V80J:約45分
Kの方は、洗い方とすすぎ工程が見直されていて、15分も短縮されています。
「急いで洗いたいけど、デリケートな服だから慎重に…」というシーンでは、この時短がかなり助かります。
洗剤・柔軟剤の投入口の違い
BW-V80Kでは、洗剤と柔軟剤の投入口が1か所にまとまっていて、注ぎやすくなっています。これは意外とありがたくて、片手でサッと済ませられるので、洗濯の準備がラクになります。
対して、BW-V80Jは従来どおりの2か所タイプ。それぞれに注ぐ必要があるため、ちょっとした手間を感じる場面もあるかもしれません。
投入口の高さとフタの仕様
BW-V80Kは本体の高さを少し抑えた設計で、衣類の出し入れがしやすいのが特長です。さらに、フタ部分がガラス仕様になっているので、運転中の様子を確認しやすいという安心感もあります。
対してBW-V80Jは、プラスチック製の不透明なフタ。中の様子は見えませんが、機能としては問題ありません。
ただ、少し高さがあるので、身長や設置場所によっては取り出しに少しコツがいるかもしれません。
糸くずフィルターの仕様
Kは、片側だけに大型のスライド式フィルターがついていて、取り出しやすく掃除もしやすい構造になっています。
一方のJは、左右両側に2つのフィルターがあり、定期的に両方をお手入れする必要があります。

掃除の手間をなるべく減らしたい方には、Kの方が扱いやすいと感じられるでしょう。
お湯取りホースの付属有無
地味に重要なのが、お湯取りホースの扱い。
* BW-V80Kには付属しない(必要に応じて別途購入)
お風呂の残り湯を使いたい方は、Jの方が初期費用が抑えられて便利です。ただし、ホース自体は単品でも購入できるため、Kを選ぶ場合も後から追加可能です。
このように、BW-V80Kは「ちょっとした不満を減らしてくれる細かな工夫」が詰まったモデル。一方で、BW-V80Jは基本性能は十分確保しつつ、価格とのバランスを意識した構成になっています。
どちらのほうが使いやすい?
毎日使う家電だからこそ、スペックだけでなく「実際にどれだけストレスなく使えるか」は重要なポイントです。
このセクションでは、洗濯時の操作性や取り出しやすさ、掃除のしやすさなど、使い勝手に関わる部分を比べてみました。
洗濯物の出し入れがしやすいのは?
BW-V80Kは、投入口の位置が少し低めに設計されていて、身長が高くなくても無理なく洗濯物を出し入れできます。

腰に負担がかかりにくい設計は、毎日の洗濯をちょっとラクにしてくれる要素ですね。
一方のBW-V80Jは、やや背が高めの設計なので、低めの防水パンや狭いスペースではやや取り出しにくさを感じることも。とくに毛布などの大きめの洗濯物のときに違いを実感しやすいです。
洗濯中の“見える安心感”があるのは?
BW-V80Kはフタがガラス仕様になっていて、洗濯中の様子を上から確認できる設計です。「ちゃんと動いてるかな?」「洗剤ちゃんと溶けた?」といった気になるポイントをサッとチェックできるのは意外と便利です。
対してBW-V80Jは、不透明なプラスチックフタ。しっかり閉まる構造ではありますが、運転中の様子は確認できません。
フィルター掃除のしやすさ
BW-V80Kは、片側に大型フィルターが1か所だけ設置されており、スライド式でスッと取り外せるのが特長。汚れ具合のチェックも楽で、掃除の習慣が自然と身につきやすい構造です。
BW-V80Jは、左右に2か所フィルターがあるタイプで、どちらも定期的にチェックする必要があります。お手入れが面倒と感じやすい方には、Kの1か所タイプが使いやすく感じられると思います。
洗剤や柔軟剤を入れやすいのは?
毎日の洗濯準備でもっとも手間になりやすいのが、洗剤や柔軟剤の注入。
BW-V80Kは、1か所にまとめて入れられる構造なので、注ぎ口がわかりやすく、こぼす心配も少なくなります。
BW-V80Jは、それぞれ別の場所に投入口があるタイプ。慣れてしまえば問題はありませんが、最初のうちは「どっちがどっち?」と迷う場面があるかもしれません。
コースの選びやすさ・操作パネルの見やすさ
どちらのモデルも、上面の操作パネルでコース選択などができる構造になっていますが、BW-V80Kはボタンの配置や表示も若干見やすく、アイコンも工夫されていて直感的に使える印象です。
BW-V80Jも操作自体に大きな違いはありませんが、「とにかくシンプル操作が好き」という方には少し物足りなさを感じるかもしれません。
総合的に見ると、BW-V80Kは「細かな手間や動作を少しでもラクにしたい」という方にとって使いやすさを実感できるモデルです。
一方、BW-V80Jは「基本がわかっていて、多少の不便は気にしない」という方向けと言えるかもしれません。
見た目の違いもチェックしておきたい
洗濯機は毎日使うものだからこそ、デザインも意外と気になるポイントですよね。
洗面所や脱衣所に置く家電は、生活感が出やすいぶん「見た目が好みかどうか」も選ぶときの判断材料になります。
ここでは、BW-V80KとBW-V80Jの外観や素材感など、機能以外のデザイン面での違いを見ていきましょう。
カラーバリエーションに大きな違いはない
どちらのモデルも、「ホワイト系」「ホワイトラベンダー系」といった清潔感のある淡い色合いで展開されています。

ビートウォッシュシリーズは、インテリアに自然になじむ落ち着いた色味が多く、どちらを選んでも派手すぎず、シンプルな空間に馴染みやすい印象です。
フタの素材と見た目に差がある
BW-V80Kの大きな特長は、ガラス製のフタを採用している点。光沢感があって上品な印象があり、パッと見ただけでも「ちょっと高級感があるな」と感じられるデザインです。
さらに透明になっているので、洗濯中の様子も見える実用性も備えています。
一方のBW-V80Jは、樹脂製の不透明なフタになっていて、見た目はややカジュアル。使用上の問題はまったくありませんが、Kと比べると少し“家電っぽさ”が前に出る印象があります。
操作パネルの印象
操作パネルのレイアウトやボタンの形状に大きな違いはありませんが、BW-V80Kの方がアイコン表示が整理されていて、ややモダンな雰囲気に仕上がっています。

見た目に関しては、「機能性もデザイン性もバランスよく備えておきたい」ならK、「見た目はシンプルで十分」ならJという選び方がしっくりくるかもしれません。
このように、日々目にする場所に置く家電だからこそ、機能だけでなく「見た目の好み」や「空間に馴染むかどうか」も選ぶうえでのちょっとした決め手になることがあります。
サイズ感や設置スペースに違いはある?
洗濯機を選ぶときに意外と見落とされがちなのが、「設置スペースにちゃんと収まるかどうか」です。
とくに集合住宅や洗面所のスペースが限られているお宅では、1~2cmの差が設置の可否を分けることも。
ここでは、BW-V80KとBW-V80Jのサイズ感と設置に関わるポイントをチェックしておきましょう。
本体サイズに大きな差はなし
まず、寸法から見てみましょう。
モデル | 幅 | 奥行き | 高さ |
---|---|---|---|
BW-V80K | 約608mm | 約610mm | 約930mm |
BW-V80J | 約608mm | 約610mm | 約1000mm |
横幅と奥行きはほぼ同じですが、高さに違いがあります。
BW-V80Kは高さを約7cmほど低く抑えた設計。

これにより、上部の空間に余裕がない場所でもフタの開閉がしやすく、設置性の面でも扱いやすいモデルになっています。
投入口の設計にも工夫あり(Kの方が浅め)
BW-V80Kは、衣類の取り出しやすさを考えて投入口の深さも浅めに設計されています。
これによって、背の高くない方や腰をかがめたくない方でも、ラクな姿勢で洗濯物を出し入れできる仕様になっています。
BW-V80Jはやや高さがあるぶん、投入口もやや深くなっている印象です。小柄な方や腰に不安がある方は、実際の設置位置を確認しながら選ぶのが安心です。
フタの開閉クリアランスにも注意
特に上開きタイプの洗濯機は、フタを全開にするための「上部の空間の確保」が必要です。
BW-V80Kのように背が低めのモデルであれば、上に棚がある場所などにも収まりやすくなっています。
洗濯機置き場に棚や窓がある場合には、この点も事前にチェックしておくと失敗しにくいです。
このように、スペック上は同じ容量の洗濯機でも、わずかなサイズの違いや構造の工夫で、日々の扱いやすさが変わってきます。

とくに設置場所に制約があるご家庭では、Kのほうが柔軟に対応しやすい印象です。
##価格の差はどれくらい?コスパ重視で選ぶなら?
洗濯機を選ぶうえで気になるのが、「価格差に見合う価値があるかどうか」。とくに同じシリーズで性能が似ているモデルとなると、価格で選びたいという方も多いですよね。
ここでは、2025年6月時点でのAmazonの実勢価格をもとに、コストパフォーマンスの面から両モデルを比較してみました。
実際の価格はこう違う(2025年6月調査)
販売店や時期によって違いがありますが、一例をあげるとこのようになっていました。
モデル | 実勢価格 |
---|---|
BW-V80K | 約 76,888 円 |
BW-V80J | 約 89,800 円(店舗によっては77,000円台も) |
なんと、型落ちであるはずのBW-V80Jの方が高くなっているという、少し意外な価格状況になっています。
▼こちらから最新の価格が確認出来ます▼
ショップによっても違いがあるので、見比べてみてください。
どうして型落ちモデルが高いの?
これはよくあることで、旧モデルが生産終了になると、在庫が限られてくる関係で価格が上昇するケースがあります。
BW-V80Jもまさにそのパターン。販売店や時期によっては、一時的に新型よりも高くなる現象が起きているんですね。
コスパを重視するならKモデルがおすすめな理由
BW-V80Kは、価格が下がってきた今がまさに“買い時”。
もともと新型で改良された部分が多いモデルですが、価格がJと同等かそれ以下で購入できるのはかなりお得な状況です。
* フタのデザイン(ガラス製)
* フィルターの手入れがラク
* おしゃれ着コースの時短 など
こうした“毎日使うと実感できる違い”があるうえで、価格が抑えられているなら、コストパフォーマンスは圧倒的にKに軍配が上がります。
価格は日々変動。チェックはこまめに
なお、洗濯機のような大型家電は、販売店の在庫状況やセール時期で価格が大きく変わることがあります。

購入を迷っている場合は、Amazonや楽天などのサイトでお気に入り登録や価格通知を活用すると、買いどきを逃しにくくなりますよ。
こんな人にはBW-V80Kがおすすめ
価格だけでなく、毎日の使いやすさや時短効果を重視する方にとっては、BW-V80Kはかなり満足度の高い選択肢になるはずです。
ここでは、特に「こういう人には合いそう」というタイプをいくつか挙げてみました。
洗濯の準備や後片付けをなるべくシンプルにしたい人
BW-V80Kは、洗剤や柔軟剤の注ぎ口が1か所にまとまっていて、毎回の準備がスムーズです。
しかも糸くずフィルターも1か所に集約されているので、掃除の手間も少なめ。こういった“ちょっとしたラクさ”が、日々の積み重ねで効いてきます。
家事にかかる時間をなるべく短くしたい人
おしゃれ着コースが15分ほど短縮されていたり、洗濯物の出し入れがしやすい設計だったりと、BW-V80Kは全体的に「時短」が意識されたモデルです。
洗濯にかける時間を減らして、そのぶん他のことに時間を使いたい人にとっては、効率のよさが実感できるはずです。
洗濯中の様子をチェックしたい安心派の人
フタが透明なガラス製になっているため、洗濯中の中の様子を上からのぞけます。洗剤の泡立ちや衣類の回転具合が確認できるので、「しっかり洗えてるかな?」と心配になりやすい方でも安心して使えます。
新しい型の方が安心、という人
型落ちモデルは確かに安くなることもありますが、すでに生産が終了していたり、後からパーツが手に入りにくくなることも。

そういった意味で、現行品でありながら価格もおさえられているBW-V80Kは、“型が新しい安心感”も大きなポイントです。
こうした理由から、BW-V80Kは「手間なく、ムダなく、でもしっかり洗いたい」という方にぴったりの洗濯機といえます。
▼日立ビートウォッシュ BW-V80K▼
こんな人にはBW-V80Jがおすすめ
型落ちモデルとはいえ、BW-V80Jも日立のビートウォッシュシリーズとしての基本性能はしっかりしています。
必要な機能がきちんとそろっていれば十分、という方には、Jモデルも選択肢に入ります。
ここでは、特にBW-V80Jをおすすめしやすい人の特徴をまとめました。
ベーシックな機能で十分だと感じている人
ナイアガラビート洗浄、自動おそうじ、豊富な洗濯コースなど、基本的な機能はBW-V80Jにも備わっています。
「最新機能はあまり使わないし、普通に洗えればいい」というスタンスの方なら、Jモデルで不満を感じにくいと思います。
洗剤や柔軟剤を分けて入れるのが苦じゃない人
Kモデルでは投入口が1か所に集約されていますが、Jモデルでは洗剤と柔軟剤をそれぞれ別々に入れる設計です。
「昔からそれで慣れているから平気」という方にとっては、特にデメリットにはなりません。
お風呂の残り湯を活用したい人
BW-V80Jにはお湯取りホースが標準で付属しています。お風呂の残り湯を洗濯に使うスタイルの方には、ホースを別に買わなくて済むという点で、Jモデルの方が便利に感じるかもしれません。
安定した性能と安心感を求める人
BW-V80Jは数年にわたり販売されていたモデルで、多くの人に選ばれてきた実績があります。
レビュー数も多く、安定感を重視する方にとっては「過去に多くの人が選んだ安心感」が選ぶ理由になることもあります。
販売価格が下がっていれば、より魅力的に
現在(2025年6月)時点では価格が上昇傾向ですが、販売店やタイミングによってはKよりも安くなることも。

そういった価格変動をチェックしながら、値頃感が出ているときに購入するなら、コスパの良い買い物になる可能性もあります。
このように、BW-V80Jは「コストを抑えつつ、必要な性能はきっちり確保したい」タイプの方におすすめできるモデルです。
▼日立ビートウォッシュ BW-V80J▼
最終的にどちらを選ぶべきなのか?
ここまでBW-V80KとBW-V80Jの違いや共通点を比べてきましたが、「じゃあ結局どっちがいいの?」というのが一番気になるところだと思います。
選び方のポイントは、「何に価値を感じるか」によって変わってきます。
少しでも使い勝手を良くしたいなら、BW-V80K
洗剤の注ぎやすさ、洗濯物の取り出しやすさ、フィルター掃除のしやすさなど、日々のちょっとした手間を軽くしてくれるのがKモデルの魅力です。
しかも、2025年6月時点では価格もJより安くなっているケースがあるため、「どうせなら新しいほうを選びたい」という方にもおすすめしやすいタイミングです。
とくに以下のような方におすすめです。
* 見た目やデザインにもこだわりたい
* 毎日の家事ストレスを少しでも減らしたい
* 最新モデルを、割安な価格で選びたい
基本性能で十分、在庫価格が下がっていればBW-V80Jもアリ
一方で、「最新の便利機能よりも、シンプルに使える洗濯機でいい」「慣れた操作感でOK」という方であれば、Jモデルも引き続き良い選択肢です。
ただし、現在はKより高くなっている場合もあるので、価格面では少し注意が必要です。
以下のような方に合いやすいモデルです。
* お湯取りホースを使いたい(Jには付属)
* シンプルで余計な機能は求めていない
* タイミング次第で安く手に入るなら選びたい
結論としてのおすすめ
もし、価格が同程度かKの方が安くなっているなら、迷わずBW-V80Kを選ぶのが合理的です。

日々の使いやすさや細かな改良が施されていて、それが長い目で見て“満足感”に繋がるからです。
逆に、Jがセールなどで大幅に安くなっているときには、「とにかくコスパ重視!」という選択肢として検討するのもアリです。
まとめ
* BW-V80Kは、投入口やフタの改良で“使いやすさ”重視の新型モデル
* BW-V80Jは、基本機能をしっかり備えた型落ちのコスパモデル
* 価格は時期によって逆転しているため、購入前に最新価格を要チェック
* 時短や掃除のしやすさを重視するならKモデルがおすすめ
* お風呂の残り湯を使いたい方にはJモデルの方が向いていることも
洗濯機は長く使うものだからこそ、ちょっとした使い勝手の差が毎日の快適さにつながります。
じっくり選んで、納得の1台に出会えるといいですね。