ロボット掃除機が欲しいけれど、どのモデルを選べばいいのか迷っていませんか?
特にルンバはシリーズが多く、j9とj7のように見た目が似ている機種ほど、「違いがよくわからない…」となりがちです。

この記事では、そんなルンバj9とj7を実際の使い勝手や機能面、価格などの視点からわかりやすく比較しています。
「吸引力はどれくらい違う?」「スマホでの操作は簡単?」「初めてでも使いやすい?」といったポイントに触れながら、それぞれのモデルがどんな人に向いているかも具体的に解説しています。
忙しい毎日に“掃除のストレス”を減らしたい方や、後悔せずに自分にぴったりのモデルを選びたい方に、きっと役立つ内容になっています。
読み終えたときに「これだ」と思えるルンバに出会えるよう、やさしく、ていねいにお届けします。
▼ルンバ j9▼
▼ルンバ J7▼
ロボット掃除機選びで押さえたいポイント
スマホで操作・自動化で時間を節約したい
忙しい日々、掃除にかける時間はなるべく短く、効率よく済ませたいですよね。
ルンバ j9 と j7 は、スマホアプリで手軽に掃除をスタート・停止できて、スケジュール設定も簡単。リラックスタイムや帰宅前にサッときれいにしたいときに便利です。
自動ごみ収集と両モデル共通の機能
どちらも「クリーンベース」と呼ばれる自動ごみ収集機能付きモデルが用意されていて、ごみ捨ての手間をグッと減らせます。

忙しい朝や夜、ゴミ箱への移動がいちいち面倒……というときにすごく助かる仕様です。
使いやすさで選ぶなら、チェックすべき3つの要素
1. マッピング性能:部屋を上手に覚えて効率よく掃除できるか
2. 吸引力:ホコリや髪の毛、ペットの毛にしっかり対応できるか
3. 水拭き機能:フローリングをほどよくキレイに保つサポートがあるか
今回の記事では、それぞれのポイントで j9 と j7 を比べていきます。どちらが自分の暮らしに合っているか、一緒に見極めていきましょう!
ルンバ j9 と j7の共通点~どっちも高機能ロボット掃除機
スマートマッピングで部屋の間取りを学習
j9もj7も、カメラとAIを使って部屋のレイアウトを学習してくれる「スマートマッピング」機能が搭載されています。

一度マッピングを行えば、アプリ上で部屋ごとに掃除の指示を出せるので、「今日はリビングだけ」「寝室はスキップ」など、柔軟な使い方ができます。
また、一度覚えた部屋の情報を元に、自動で効率的なルートを判断して掃除してくれるのもポイント。
余計な往復がなく、バッテリーの無駄遣いも減らせます。
自動ゴミ収集機「クリーンベース」対応モデルあり
どちらのモデルにも、「クリーンベース付き(+)」タイプが用意されています。

掃除が終わったあとのゴミをロボット自身が自動で回収し、紙パックにまとめてくれるので、1ヶ月以上ゴミ捨てをしなくてもOKなケースもあります。
「掃除機かけるのが面倒だからロボットに任せたいのに、結局ゴミ捨てが毎回必要って…」というプチストレスが減らせるのは、共通のうれしいポイントです。
▼ルンバ j9▼
▼ルンバ J7▼
モップ機能付きモデルも選べる
ルンバには、吸引掃除だけでなく「水拭き」までしてくれるCombo(コンボ)モデルもあります。
j9 Comboやj7 Comboといった名称で販売されていて、1台で2役こなしてくれるので、フローリングの足ざわりをスッキリさせたい人にも人気です。
※ただし、通常のj9・j7には水拭き機能は搭載されていないので、必要に応じてComboモデルを選ぶのがおすすめです。
吸引力・清掃性能で比べると?j9の圧勝!
j9はルンバ史上でもトップクラスの吸引力
ルンバj9には、ルンバ全体のラインナップの中でも最上位クラスの吸引力が搭載されています。

公式情報では、従来モデルに比べて最大2倍のパワーがあるとされていて、フローリングに散らばった細かなゴミや、カーペットに絡まったペットの毛までしっかりキャッチしてくれます。
吸引力が高いと「掃除し残し」の心配が少なくなり、わざわざ手動で取りこぼしを片付ける必要も減ってきます。
特に、お子さんがいるご家庭やペットを飼っているご家庭では、この差が日々の満足感につながることが多いです。
j7の吸引力も日常使いには十分
一方で、j7も決して非力なモデルではありません💦
部屋のホコリや髪の毛、パンくずなど日常的なゴミであれば問題なく対応できますし、段差に強く、家具の脚周りなど細かい部分もしっかり入り込んでくれる性能は健在です。
ただ、j9と比べると吸引力の差があるため、特に毛足の長いラグやカーペットが多いお部屋では、やや物足りなさを感じるケースもあるかもしれません。
ゴミの取り残しが気になるなら、j9が安心
「しっかり掃除してくれてるかな?」と毎回気になってしまうようであれば、やはり吸引力が高いj9の方が安心感は強いと思います。
掃除を任せたあとの床を見たときに、「あ、ちゃんときれいになってる」と思えるかどうかは、日々の満足度に大きく関わってきます。
スマート機能の違い!j9ならではの「ダートディテクティブ」機能搭載
j9にしかない「ダートディテクティブ」で、効率的なお掃除が可能に
ルンバj9には、上位モデルならではの便利な機能として「ダートディテクティブ(Dirt Detective)」が搭載されています。
これは、掃除のたびに「どの部屋がどれくらい汚れていたか」を学習し、次回以降の掃除で「汚れやすい場所を優先的に」掃除してくれる機能です。
例えば、よく人が通るリビングや食卓周りなどはゴミがたまりやすいですよね。

そうした場所を自動で重点的に掃除してくれるので、手間をかけずに効率よく部屋全体をきれいに保てます。
この「学習して掃除の順番まで最適化する」という点は、j7にはないj9独自の魅力です。
j7も十分に賢いけれど、優先順位までは考えない
j7にもスマートマッピングや障害物検知機能(PrecisionVisionナビゲーション)は搭載されていて、コードやペットのフンなどを避けながら掃除してくれます。
賢く動いてくれるという点では共通していますが、掃除の「順番」や「優先度」まで考慮してくれるのはj9だけ。
この違いは、使っていくうちに少しずつ実感していくものかもしれません。

手放しで掃除を任せたい、という気持ちが強いなら、こうした自動最適化の仕組みは心強いポイントになると思います。
水拭き機能の比較「Comboモデル」で差が出る!
ここで少し「Comboモデル」についても触れておきます。
j9 Comboは“本格水拭き”対応。スマートスクラブでしっかり磨ける
ルンバ j9 の「Combo」モデルは、吸引と同時に水拭きもこなしてくれる1台2役のタイプです。
※j9とj9 Comboモデルは違う機種です。
特に注目したいのは、前後に動いてしっかり拭き取る「スマートスクラブ」機能。
これは、モップパッドがただ床をなぞるだけでなく、前後に小刻みに動きながら床を磨いてくれる仕組みで、拭き残しが起こりにくく、フローリングの皮脂汚れや足跡などもサッと落としてくれます。
また、j9 Comboには自動給水システムも搭載されていて、約30日間水を補充しなくても使い続けられるという手間の少なさも魅力です。忙しくて「水の入れ替えすら面倒…」と感じる方にも配慮された設計です。
水拭き機能も使いたい場合は、j9 Comboも選択候補に入れてみてください。
j7 Comboも水拭き対応だけど、給水は手動
一方で、j7にも「Combo」モデルは存在していて、水拭きに対応しています。こちらもスマートスクラブ機能は搭載されていて、前後に動くモップで床をしっかり磨いてくれる点は共通です。
※j7とj7 Comboモデルは違う機種です。
ただし、j9 Comboとの違いは“給水の手間”にあります。
j7 Comboの場合は、水タンクへの給水が手動となっており、定期的に補充してあげる必要があります。このあたりは、手間を取るか価格を抑えるかという選択になってきます。
「床のベタつき」や「食べこぼし」に対応したいならComboモデルが便利
フローリングの上に素足でいることが多かったり、小さなお子さんの食べこぼしが気になったりする場合は、水拭き機能は大きな助けになります。

吸引だけでは取り切れない汚れに対しても対応できるのは、Comboシリーズならではのポイントです。
バッテリー持ち・メンテナンス性!j9は少し重くて、コンパクト性重視ならj7もあり
j9は大容量バッテリーで広範囲もカバーしやすい
ルンバ j9 は、広い家や複数の部屋を一度に掃除したい方にとって頼もしい存在です。
というのも、バッテリー容量が大きく、長時間稼働に対応しているため、途中で充電の中断を挟まずに掃除が完了しやすくなっています。
また、j9は最新モデルということもあり、掃除効率の最適化も進化しています。無駄な動きを減らして必要な場所を優先して動いてくれるので、限られた充電時間の中でも、しっかり成果を出してくれる設計です。
j7は軽量コンパクトで設置場所の自由度が高い
対して、j7は本体サイズ・重さともにコンパクト。
取り回しがしやすく、部屋の片隅や家具の下など、やや狭い場所にも入り込みやすいのが特徴です。

たとえば一人暮らしや1~2人暮らしなど、あまり掃除面積が広くないお部屋では、むしろこの軽量コンパクトさのほうがメリットに感じられるかもしれません。
また、クリーンベースもj7の方が一回り小さめなので、収納スペースに余裕がない場合でも設置しやすいという利点があります。
メンテナンスの手間は両者ともよく工夫されている
j9とj7のどちらも、ゴミの自動収集(クリーンベース)対応モデルを選べば、紙パックにまとめてくれるので、日々のごみ捨てからは解放されます。
ブラシやフィルターも取り外して水洗いできる部分があり、メンテナンスが簡単なのは両モデル共通の嬉しいポイントです。
ただし、吸引力が高い分、j9はダストボックスにたまるゴミの量も多くなりがち。
こまめなチェックはしておいたほうが快適に使えます。
コスパ比較~j7は型落ちで安く買えるチャンスあり
コスパ重視ならj7、長く使うならj9
価格の差だけを見るとj7の方が手頃に感じますが、j9の持っている追加機能(吸引力アップ、学習型清掃、自動給水対応など)をどう評価するかで「コスパの感じ方」は変わってきます。
たとえば「少しでも掃除の手間を減らしたい」「ペットがいるから強力な吸引力が欲しい」という方にとっては、j9の方が長期的に見て満足度が高いと感じられる可能性があります。
ルンバ j9 と j7 の比較表
ここで一度、違いをざっくりまとめてみましょう!
比較項目 | ルンバ j9 | ルンバ j7 |
---|---|---|
吸引力 | 非常に強い(ルンバ史上最強クラス) | 標準的(フローリング中心なら十分) |
スマート機能 | ダートディテクティブで掃除の順番も最適化 | スマートマッピングあり、基本はカバー |
自動ゴミ収集 | ○(j9+モデル) | ○(j7+モデル) |
水拭き対応 | (Comboモデルで対応) | (Comboモデルで対応) |
バッテリー持ち | 長時間対応(広い家でも安心) | 標準(コンパクトな部屋向け) |
サイズ・重さ | やや大きめ・重め | コンパクトで軽量 |
向いている人 | 手間を減らしたい/性能重視 | 初めての導入/コスパ重視 |
価格は販売店や販売時期(在庫状況やセール状況)によってかなり違ってきます。
今現在の、Amazonや楽天の販売価格をチェックしてみるならこちらから確認できます。
▼ルンバ j9▼
▼ルンバ J7▼
それぞれの商品がおすすめの人
j9がおすすめの人はこんなタイプ
【ペットの毛やホコリの多さが気になる人】
吸引力が高いため、毛足の長いカーペットやペットの抜け毛にもしっかり対応できます。毎日掃除機をかけていた人が「これは任せられる」と感じるほどのパワーがあります。
【掃除の順番や優先度まで自動で任せたい人】
ダートディテクティブ機能によって、掃除すべき部屋の優先順位を自動で調整してくれるのはj9だけ。とにかく効率よく、できるだけ手間を減らしたい方にぴったりです。
【長く使えるモデルを探している人】
最新世代の上位モデルなので、今後数年間買い替えずに使いたいという方にも向いています。細かい機能が進化しているぶん、「あとから不満が出にくい」のも魅力です。
▼ルンバ j9▼
j7がおすすめの人はこんなタイプ
【ロボット掃除機を初めて使う人】
ルンバの基本性能(マッピング、スマホ操作、自動回避など)はしっかり備えているので、「初めてのロボット掃除機」としても安心。クセの少ないバランスの良さがあります。
【価格をなるべく抑えたい人】
セールや型落ちで安く手に入りやすいので、コスパ重視で選びたい方におすすめ。上位モデルに比べて数万円の差がある場合もあり、その分他の家電に予算を回せるというメリットも。
【コンパクトで場所を取らないモデルが良い人】
設置スペースが限られている家庭や、掃除エリアがそれほど広くない方にとっては、j7の軽さとサイズ感が扱いやすいと感じるはずです。
このように、それぞれのモデルには「向いている人の特徴」がはっきり分かれています。どちらも良い製品ですが、「自分の生活スタイルに合っているかどうか」で選ぶのが後悔しないポイントです。
▼ルンバ J7▼
最終的にどちらを選ぶべきなのか?ライフスタイルに合った選び方を
ルンバj9とj7、それぞれの違いを見てきましたが、「結局どっちがいいの?」というのは、どんな暮らしをしていて、どこに価値を感じるかによって変わってきます。
手間を最小限にしたいならj9
毎日の掃除において、「とにかくラクしたい」「最初に少し投資して、あとは放っておけるのが理想」という方には、j9がぴったりです。
強力な吸引力、掃除の優先順位を自動で考えてくれるダートディテクティブ、さらに長時間の稼働に対応したバッテリーと、どれを取っても“頼れる掃除パートナー”という印象。
ペットの毛が多く落ちるご家庭や、床を常にスッキリ保っておきたいという方には、特にその性能の高さが実感しやすいと思います。
機能は必要十分、コスパ重視ならj7
一方で、「そこまで高機能じゃなくてもいいから、必要なことがしっかりできればOK」「価格を抑えながらも信頼できる製品を選びたい」という方にはj7がマッチします。
ルンバとしての基礎力は十分で、スマホ連携や障害物回避、スマートマッピングなどの機能も備えています。
価格とのバランスを考えると、「まずはロボット掃除機を試してみたい」という方にとっては理想的なスタートモデルです。
どちらを選んでも「掃除のストレス」は確実に減る
どちらのモデルも、人の代わりに自動で掃除してくれるという点では共通しており、日々の掃除にかかる“見えないストレス”を軽くしてくれます。
「床に髪の毛が落ちてるな……」と思ったときに、すぐに掃除機を出さなくてもいい。
「今ちょっと時間がないから」と諦める必要がなくなる。それだけで、家の中の心地よさはグンと上がります。
まとめ
* j9は吸引力やAI学習機能が高く、掃除をまるごと任せたい人におすすめ
* j7は価格を抑えながら基本機能をしっかりカバー。初めての1台に向いている
* どちらのモデルもスマートマッピングやクリーンベース対応で掃除の手間を大幅に削減
* 水拭き機能が欲しい場合はComboシリーズも要検討(本記事では非メイン)
* 吸引力や効率性を重視するならj9、コスパとコンパクトさを重視するならj7が最適
▼ルンバ j9▼
▼ルンバ J7▼

この記事が、あなたの暮らしにぴったりのルンバ選びのヒントになればうれしいです。少しでも掃除の負担が減りますように。